プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

読書備忘録(45)

2016-02-16 | プクニの本棚


『花々』原田マハ/宝島社(2009年3月)
明青と幸が出会ったとき、島では何が起こっていたのか。
ダイバーズショップの純子、明青の初恋の女性、成子。
さまよえる花々の、美しくも儚い島物語。
『カフーを待ちわびて』から3年。
奄美諸島の小さな離島を舞台に生まれた感動のサイドストーリー。
~BOOKデーターベースより
知花子さんの話にうるうる・・・
一面のハンカチの花を見てみたくなりました。





『トットひとり』黒柳徹子/新潮社(2015年4月)
黒柳さんの本を読むのは
『窓際のトットちゃん』『本物には愛が』に続いて3冊目。
TBSの「ザ・ベストテン」の裏話が特に興味深かったです。
他には、毎日部屋に入り浸った向田邦子さんや
ずっと「お嬢さん」と呼ばれ兄のように慕い続けた渥美清さん、
「ねえ、一回どう?」と言われ続けた森重久弥さん・笑、
お母ちゃんと慕った沢村貞子さん等、皆さん鬼籍になられました。
テレビの始まった時から
NHKの女優一期生として活躍されてる黒柳さんの人脈の広さに脱帽。
どうかまだまだテレビで活躍して下さい!
でもね~、入歯を先にお直ししていただきたい(笑)
紅白の時といい、徹子の部屋といい、ちょっと滑舌が。。。





『玄治店の女』宇江佐真理/幻冬舎文庫(2003年5月)
日本橋の玄冶店と呼ばれる路地で小間物屋を営むお玉は、元花魁。
身請けされた旦那と縁が切れた矢先、
芸妓屋の顔見知りの娘が通う手習い所の師範・青木陽蔵に出会う。
その清廉な人柄に、お玉は強く惹かれるが、
それは世間が許さぬ分を越えた恋だった…。
運命に翻弄されながらも健気に生きる女たちの切なくて心温まる八つの物語。
傑作人情譚。~ BOOKデーターベースより
ハッピーエンドでよかった作品。
宇江佐さんの市井もの、ほんわか大好きです。
もう新作が読めないとはさみしいけれど、
まだ読めていない作品が多いので、順に読んでいきたいです。





『永い言い訳』西川美和/文芸春秋(2015年2月)
長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓。
悲しさを“演じる”ことしかできなかった津村は、
同じ事故で母親を失った一家と出会い、はじめて夏子と向き合い始めるが…。
突然家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか。
人間の関係の幸福と不確かさを描いた感動の物語。~ BOOKデーターベースより
先日もスキーバス事故があり、多くの学生の命が絶たれました。
突然の事故で大切な人を失うその喪失感は想像に絶します。
作者は『ゆれる』『ディア・ドクター』等の映画監督・西川美和氏。
この小説は今年の秋に映画化されるそうです。
もっくんと深津絵里、ぴったりな配役かも。








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