虹色雑談

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平成の10号ライダーディケイド!!

2008-12-12 22:06:43 | ヒーロー

 さて、前回のブログでも触れたように、今回は来年のライダー「仮面ライダーディケイド」について語ろうと思います。

 ご存じのように、2000年の「仮面ライダークウガ」から始まり、現在放映中の「仮面ライダーキバ」が9作目、来年の1月25日より放送開始の「仮面ライダーディケイド」が10作目になります。先にも書いたように「ディケイド(DECADE)」とは英語で「10年紀」を意味する言葉です。平成の10号ライダーであるディケイドは、昭和の10号ライダーZXを意識してか、左右非対称ながらも非常にスタイリッシュなデザインで、一見しても格好いいデザインです。このディケイドと平行して、平成ライダー10周年記念企画として、ムシキングや大怪獣バトルのように、ライダーのデータカードダスゲーム「ガンバライド」が近日稼働予定となっており、ガンバライドのカードがそのままディケイドのベルト・ディケイドライバーと連動する形となっています。ディケイドライバーはカードリーダーになっていて、ブレイド時代にラウザーメインでベルトをおざなりにしてしまった反省点が生かされています。ベルトの左腰にマウントしているライドブッカーがカードホルダー、銃モードや剣モードにもなる、まさに商品展開の段取りも十分です。

 そして何と本作最大の特徴は、全ての平成ライダーを繋げるということ。知っての通り、クウガ~キバのライダーは作品それぞれが独立した世界観を持っていて昭和時代のような作品同士の繋がりはありません。ディケイドでは、ゴーオンジャーやギャラクシーエンジェルシリーズ、そして超ウルトラ8兄弟でも採用されたブレーンワールド(多次元)概念が取り入れられています。既に出来ている公式ページのあらすじを読むと、ディケイドこと門矢 士(かどやつかさ)の世界と平行するクウガ~キバの9世界との境界線が崩れ始め、それぞれの世界の敵(グロンギやオルフェノク、イマジンやファンガイア等)も一同に集まり、このまま世界の境界線が崩れたら全ての世界が崩壊してしまうため、士は9世界を渡り様々なライダーと出会うという、平成10作目記念にふさわしい壮大なディメンショナルジャーニーになるらしいです。但し、ガンバライドとのタイアップの関係上、各世界のライダーとのバトルは十分予測出来るので、その辺は覚悟しておいた方がいいです。最も、戦う理由に「世界の崩壊を防ぐため」という大前提があるため、ライダーバトルの理由としては龍騎同様絶対かつこの上ないものなので十分納得はいきます。とにかく、今までバラバラの世界で共演など電キバでの電王とキバ以外あり得なかった平成ライダーの大共演劇、それを考えるとワクワクが止まりません!!

 なお、一部のキャストと主題歌手も決定しています。まず主題歌を担当するのは、映画「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」の主題歌を歌ったGackt氏、ディケイドに変身する門矢 士を演じるはミュージカル「テニスの王子様」で跡部景吾を演じた井上正大氏です。また、歴代ライダーの役者ですが、既に有名になられた方々も多数おられ、例え本人が承諾しても事務所が特撮出演をOKしないというケースもあるというご時世で、特にクウガこと五代雄介を演じたオダギリジョー氏は最早日本を代表する名俳優の一人でもあるわけです。そんな様々な理由から歴代役者で出演可能な方は非常に限られると思います。事実、ディケイドにおいてクウガは登場しますが、変身するのは村井良大氏が演じる小野寺ユウスケという人物です。平行世界概念を取り入れた設定なので、五代雄介以外のクウガがいる世界もある可能性がある、という方法を取っています。なるほど考えましたな。ある意味凄い逃げ道ではありますが(笑)、さすが段取りに抜かりはないわけですか。さて、問題となるのがシリーズ構成と脚本など、物語全体の段取りです。この段取りを大きく間違えると作品が思わぬ方向に迷走してしまうので(その辺の検証は次回のブログで)、しっかりと段取りしてもらいたいものです(パワーアップのタイミング、どのライダーをどの時期に出すのか等)。

 ところで昨年、戦隊においてもゲキレンジャーが魅力的な要素を多分に持ちながらも様々な問題を残す残念な結果になるという事態を引き起こしているため、今年のゴーオンジャーはその反省点から例年よりかなり早い段階から宣伝を始めました。まず昨年末のクレヨンしんちゃんスペシャルにて、初めて素顔のゴーオンジャー5人と予告ムービーを披露、そして例年放送2週前程度に行っていたプレミアム発表会を放送1ヶ月前の1月中旬に行うなど、かなり早い段階から宣伝を開始しています。これと同じように、今年の仮面ライダーキバも盛り上がりと面白みが出てきたのが終盤付近とかなり遅めという問題点を残しているため、平成10作目記念となるディケイドは例年より早い、11月下旬あたりから各メディアで宣伝を始めています。平成ライダー大集合という一大イベントを用意している「仮面ライダーディケイド」、今からワクワクが止まりません。


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