さすかに睡眠不足が続いたので、昨夜は俺の方が帰ったとたんにコンピュータの電源を入れたまま寝てしまった。
昨日はいろいろありすぎて、何を書いて良いのかまとまらない。
とにかく、あなたに帽子を買ってもらった。
帽子をかぶる習慣は今までなかったので、なんだか帽子をかぶって歩くのは照れくさいんだけど、かぶりつづけるうちに慣れるはず。なんだって習うより慣れろです。慣れちまえば他人も本人も気にしなくなるほど、あなたから貰った帽子が俺の頭になじむはずです。
「最高の彼女になりたい」
とか言われた。
あーいかん駄目。
若いんだから俺なんか踏み台にして芸の肥やしにしてしまおうぐらいの勢いがなきゃ駄目。
そして、そんなこと言っちゃ本当に駄目。
泣きそうになる。俺を泣かそうとしてんのか。
切なくて、愛おしくて、泣いてしまいそう。
昨日の帰りの満員電車の中、あなたを思い出したら前に立ってる親父の背中で泣きそうになってしまった。
鼻水も出た。
駅のホームで別れたあと、ふと連絡用の陸橋を見上げたら、あなたが陸橋の窓のところに立っているのを発見して、つい手をふってしまった。
あんな遠くにいるあなたを迷わず発見出来た自分に驚く。