木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

お墓参り

2020-11-15 00:56:04 | 忘備録
暖かい土曜日、みぃと二人で2回目、職人さんのお墓参りに行ってきた。
みぃと初めて会ったときには職人さんはもうこの世の人ではなかったのだがなんとなく縁があり僕たちの間にはなくてはならない人だったのかもしれないのだ
前にも書いたことがあるんだが、初めて会った日言った言葉、出不精の彼女なのだがここだけは行ってみたいというところがある
それは水曜どうでしょうのディレクターの実家喫茶店 ラディッシュ
「えっ?そこ僕知ってるよ っていうかうちの近所で何回か行った店だし、もう亡くなってしまったんだがうちの職人さんの隣の喫茶店で
マスターと友達なんで毎朝店のシャッター開けてたのが職人さんだったんだよね」
もしこの店がなかったら二度目に会えたかどうかわからないくらいの存在感だった訳です。
彼女はその職人さんの残した品物にも興味を持って鏡餅のおまけにつけたりしたこともあったし、
これは僕は言ったらまずいかと思って最初は黙ってたんだけど、実は職人さんの命日とみぃの誕生日が同じだったこと
みぃはこのことにやけに反応して、「職人さんが会わせてくれたんだ」ということにもなった。
だから既にもう存在してなかった職人さんは僕らの間を取り持ってくれた人なのかもしれないのです。
母はこの職人さんを大事にしてて、時々亡くなったことも忘れてしまうのですが、今日お墓参りに行ってきたと報告すると
手を合わせて感謝してくれました。
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
人生の縁って、分からないものですね。 (masamikeitas)
2020-11-15 02:56:52
かっつん、おはようございます。

>もしこの店がなかったら二度目に会えたかどうかわからないくらいの存在感だった訳です。

この店があったから、かっつんとみぃさんの縁が繋がったんだ。😀

>実は職人さんの命日とみぃの誕生日が同じだったこと
みぃはこのことにやけに反応して、「職人さんが会わせてくれたんだ」ということにもなった。
だから既にもう存在してなかった職人さんは僕らの間を取り持ってくれた人なのかもしれないのです。

人生の縁って、分からないものですね。
思い返して見ると不思議なものですね。
私の場合もキャンプ場でかみさんと会って話を交わしたのですが、かみさんの電話番号など細かいことは聞かずに終わりました。
たまたま会社の友人がキャンプ場の帰りに偶然かみさん達と電車に乗り合わせ、かみさんの勤務先を聞いたので縁がつながりました。
縁って、ふとしたことで繋がったり、繋がらなくなったりするものですね。
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ご縁 (アメリカン・ブルー)
2020-11-15 14:47:43
お会いしたことが無くても、
何かご縁が深くお墓参りに出かけられるほど・・・
職人さんもお二人の姿に微笑まれていたことでしょう。
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Unknown (natu)
2020-11-15 21:04:10
素敵なお話しですね。
みぃさんの気持ちは以心伝心で職人さんにも伝わっていることでしょう。
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masaやん (かっつん)
2020-11-16 01:17:16
縁というのは人間関係でも仕事関係でも不思議な力を発揮しますね。
ときにはそれに翻弄されたりもしますがいかに味方につけられるかで人生も大きく変わることでしょう。
上手く使うために日々の修練も必要なんだと思います。
死ねまで努力が必要です(笑)
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アメブルさん (かっつん)
2020-11-16 01:22:30
僕が生まれた次の年くらいに長野の実家から名古屋に出てきてずっと死ぬまでうちで働いてくれてました。この職人さんの腕は一流でしたからいまだに僕はそこに追いつけません。
僕は有難いことに親にもこの職人さんにも大事にしてもらってきました。忘れてはいかん人です。
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natuさん (かっつん)
2020-11-16 01:29:12
お墓参りはお礼の一環です。仕事中は気難しかった職人さんでしたが一杯飲むとガラッと陽気になって、
死ぬほど飲むと一度だけですが泣き上戸なのを露呈したことがありました(笑)
みんな思い出です。
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