サンタ論争 タイムマシン４

自転車の空気が抜けちゃってたから
しばらく休業してたタイムマシン
さっきエネルギーを補給し終えたから・・・
　行くよ
小学校一年の時へ
ジングルベルが聞こえてきたかな？



クリスマスプレゼントでもらったもの
一番うれしかったものは野球盤だったな
勿論まだ小さい時で　その時一番欲しかったものであり
サンタさんがそのことを知ってる不思議さ
その相乗効果に
記憶の岩に刻みつけられたまま風化させないのだろう

僕の子供時代は恵まれてたんだと思う
でもその時はそんなことに少しも気づかなかった
今ブログで色んな人を知るたびにそのことを確信してゆく

それでもサンタの存在は格別だった
ある日の放課後、一年一組のクラスで討論が始まった
　　サンタはいるのかいないのか
形勢は五分五分
僕は絶対いると信じてた
だって野球盤くれたんだもん
でもひとつ愕然とする言葉を耳にした
直ちゃんの言葉だった
直ちゃんは幼稚園の時　僕んちの道を隔てた隣に住んでいた
うちがおが粉を扱う商売で、いつも５ｍくらいのおが粉の山の中二人とも素っ裸で遊びまわっていた
そんな信頼を寄せていた直ちゃんが敵に回ったのだ
「おれ、サンタが見たくってさ　寝たふりしてたんだ　　
　　　ドアが開いたの　
　薄目開けたら　かあちゃんがプレゼントをそぉっと置いてったんだ」
信じられんかった
でもいやに現実感がある言葉はかなりなショック
でも・・でも・・・
直ちゃんとこは例外なんだと言い聞かせて
僕んとこにはサンタが来てくれると思ってた




今でもサンタはいると思ってるよ
それは彼だったり　彼女だったり
あるいは自分自身かもしれない

そして自分の一番大事な人のサンタになれる幸せは
プレゼントを貰えるその人よりも大きなものかもしれないね


Santa Claus is Coming Tonight - サンタがまちにやってくる




さあて　2008年のクリスマスに帰るとするか
さぁ　つかまって　ヘルメットはかぶったかな

　　　ヨイショヨイショヨイショ　カスン　ヨイショ・・・


　　　


　　　メリークリスマス　
　　　　　温かい心で過ごせますように