木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

クスノキ

2020-05-17 00:31:14 | 仕事
クスノキ・Camphor Tree


楠(クスノキ)は香木 
製材風景を最後まで見てしまった
この加工をしてる間中どれだけのいい香りがこの辺りに充満してるか予想できたというよりもその香りを感じてしまった
この材は5寸以上?の厚さに切り分けられていったい何になるのだろうか
切り出された板を処理する職人さんの手に腰に感じる重さも想像できる
名古屋のシンボル木でもある
最近はあまり無いが昔は時々仏師の方が持ち込んだこの材で仏の台座を挽いた
仕事を始めると工場内にその香りが立ち込める
木を加工するときにいろんなにおいが出るけれど、僕の一押しがクスノキです
逆に内地財で気をつけなければいけないのはやはり「銀杏(いちょう)」の木 銀杏(ぎんなん)の元(笑)
そして外材の一部では臭いもそうだが仕事中に鼻水製造木に出くわすことがあるので要注意
何だったか忘れちゃいましたが鼻水だーだーはつらい
話が逸れてしまった・・・
もし木端を少しもらえたらマッシュルームにしてみたいと思った 
きっといい香りのキノコになるだろう

クスノキ [福山雅治]

歌詞(別窓)


コメント (4)
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