木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

ふり向かずに 前へ

2020-05-18 01:36:37 | テレビ
池江璃花子さんの闘病記を見た
昨年の2月8日に発覚した白血病
進歩した今の医療技術が水泳の天才の命を守っている
それでも本人にとっては過酷な闘病生活に違いない
7月、19歳の誕生日の頃はその苦しさの真っただ中
こんなに苦しいならもう死んでもいいと思ったとか
僕でも例えば足の痙攣の真っ最中に微かに思う死への入り口
こんなに痛いなら生きていたくない その気持ちがなんとなくわかる
でも僕の痛みはせいぜい5分から10分
痛みだけではなく吐気なども加われば、想像以上のものとなる
しかもそれが何日も続くとなれば僕などもう負けてしまう事だろう
でも一つ彼女にはその痛みを分かち合う同病?の同年代の女性がいた
痛くて痛くて思わず泣き叫びたくなる時に求めてしまうのは
この辛さを誰かに分かってもらいたいという欲求
僕などのたうち回ってる時にマイケルが怪訝そうな顔をしてこっちを見てると
その小さな瞳にさえ寄りかかろうとしてしまう
それを思えば彼女の苦しさはその友達が半分背負ってくれたに違いない
もちろんその彼女も池江さんに負うところも大いにあったことだろう


171cm57kgだった体は10kgも痩せ、かつては重りをつけてしてた懸垂はそのままでも出来ない
一年間のブランクは人の身体を激変させる

これでも今年の2月8日にはジムにいて本格的に近い練習が再開されていた
まだプールには入れなかったのだが、医師からその許可をもらったのが3月中旬
そして3月17日彼女はプールに帰って来た
まだ顔を水につけてはいけないという縛りを受けてのことだが・・
それでも すごい楽しい きもちいい を繰り返した

もう彼女にはメダルを期待してはいけないだろう
あの闘病を見たらそんな高望みをしてはいけないと思った
これからまた水泳に戻るのだろうけど、楽しみながら体のために泳いでほしい
もともと闘争心は人一倍なのだろうけど、無理はしてほしくない
免疫力の不足はこのコロナのもとでは大事に至らないとも限らないから
それでも万が一、万が一 2024年に奇跡が起きたら
そういう夢を僕らも見れたら、こんな幸せなことはない。
頑張れ! 池江璃花子 生きることに
届くはずはないのだけれどひっそりと応援する。
コメント (4)
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