木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

クロス商い

2016-10-27 23:30:53 | 
そろそろ11月に近づいてきたので今年の整理を少しずつ始めなきゃ ってことで
まず株の利益の整理をすることにした
主に二つの証券会社を使ってる
両方とも60万くらいの利益が出てて税金を12万くらいずつ徴収っていうか証券会社に留め置かれていた
この60万円の利益を吐き出します

昔ITバブルって時期があった
IT関係の株なら何でもかんでも上がっていた
そのうちの一つの株に執着した結果とんでもない傷を負ったわけだ
1000円の株が50円になった そんな感じだ
その株を抱えてすっかり沈み込んでいたのだが 最近は少しずつ元気になってきた
だからこそ売買差益が出るくらいになった

でもその株は今もしっかり持っている
約100円 ところが買値は片方の証券会社では300円
もう片方は560円ほどだ
だから利益を消せるんです

前者では100円の株を2500株売ります
そうすると差額の200円の2500株 50万円の損がでて利益の60万のうち50万が消えます
これで徴収されていた利益分の税金の12万円の中から約10万円が戻ってきます

後者は買値が560円だったので差額は460円 1200株を売ると552000円の損
これで60万の利益のほどんどが消滅して12万の税金の11万ほど還ってきます

それでもってまた100円で前者は2500株買い 後者は1200株買い戻す
そうすると平均買値が前者は250円くらいになり後者は500円くらいになります
また利益が出た時にこれを繰り返せば利益が出てもしばらくは税金を払わなくていいのです
変則的なクロス商いです


僕は一つ知らなかったことがあって正真正銘のこういう利益消しのクロス商いは違法というか証券会社では認めてない手法だったようです
これが見つかると厳密なことを言うと注意監視されることになり運が悪いとその会社では商いが出来なくなることもあるそうです

例えば寄り付き前に僕の場合だと2500株の成り行き売りを出すと同時に2500株の成り行き買いを入れる
そうすると場が始まる板寄せの時ですからそのまま商いがまとまります
これがクロス商いです  
ザラバ(商いの途中)だと同数の売り買いがまとまらない可能性が大きいですからね
僕がやったのはこのザラバですから文句なしです
ただ優待の権利取りのために現物買いと信用売りを同時に咬ますことは大丈夫なのだそうですからご安心ください
あんまり意味わからんかな・・・

まだ少し利益が残ってますから もう一度二度それをするかもしれません


そうそうIPOで当たったJR九州は寄り付きで売却
2600円の100株260000円が310000円になりました
260000円拘束されて10日くらいかな? 10日で19%の利益
これがIPOの魅力です

そういえば 当選を報告した時に補欠当選の話をしましたが結局そのまま落選
そのアイモバイルは1320円の公募で今日上場。初値は1230円で終値1214円でした
買えなくてラッキー そういうことも時々あります



コメント (2)
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