木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

聞くは岩に刻むが如し

2016-10-17 23:52:26 | こころ
自分で言うのもなんだが、僕はずっと昔から実年齢より若く見られてきた
その僕には非常に屈辱的な思い出がある
忘れもしない18歳の時だ
これは人生最悪、弟を喪った年だ

昭和47年の8月の終わりだと思う
弟は日赤病院の小児科に入院してた
その入院中にそれは起こった

何をしたのかそれは忘れてしまったけど
同じ部屋の男の子に何かをしてあげたらしい
その時にその子のお母さん多分30代、僕から見たらおばさんが息子に向かって
「おじさんにお礼を言いなさい」 と言った
僕は周りを見た
誰もいない
俺のこと?
その子は僕に向かって「ありがとう」と言った

僕は当時予備校生で自分のことをまだ大人だとは思ってなかった
すんげー ショックだった

そんなことをまだ覚えてる

自分が言ったことはケロッと忘れるけれど
言われたことは死ぬまで憶えてる って執念深くない僕でも憶えてることはある
気を付けたいものだ
コメント (12)
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