木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

親父ギャグ的奇跡の一日

2016-06-06 23:45:07 | 家族
月にすると1万円+何某(なにがし)だが年に一度になると10数万円という金額になる 
母親がそんな年金に入っていた
毎年、その支給日が近づくと 生きてますかぁ~ と確認のハガキが来る
自分で生きてますよ~~ と叫んでも信用してもらえないので役所へ行って生きてることを300円出して証明してもらう
住民票を発行してもらう手数料で持ち込んだハガキでポタが生きてることのお墨付きをもらうわけだ

自分でそれをするのが面倒なんで息子に頼む
結局管理する金額が増えるならと息子は仕方なくその役目を担う
そういうわけで今日仕事場に行く途中にある区役所に寄った
ここは住んでる区の役所でもなく仕事場がある区の役所でもない
この区は比較的住民が少なく落ちついた人が住んでいそうな区
つまりあんまり齷齪(あくせく)してなく優雅に時が過ぎて行ってるような・・・変な例えだが
したがって区役所ものんびりしているんじゃないかと思いながらここへやってきた

前置きが長いのが悪い癖 ということが時々ある

同居しているお母様ですね?
と言われたのでそうだと答える
実際には601と701の二部屋を使ってるから、同居ではないのだが
戸籍上は一軒のままなので同居ということになっている

受付で申請用紙を提出すると、母親の字で601という部屋番号まで書いてある
実際には別居ですか? と言われたんで まぁそうですが戸籍上は同居です と言ったが
住民票上で別居なら委任状と同居人じゃないという申請書が必要です
まぁ、今日は委任状は無しでも受け付けますので、申請書だけ書いてください


僕が自分の名前と母親の名前を書いていると、今まで話してた人が
「あっ、お母さんの名前 私の知ってる人と同姓同名 しかも漢字まで一緒です」 と言った
「・・・ その人もしかして新聞に名前載ってた人ですか?」
「新聞に作文載せてもらってました」
「それ読みました。自分の母親と同じ名前だったんでびっくりして・・覚えています その人とお友達なんですね」

実はポタの名前はそんなにあちこちにある名前じゃない 
呼称としてはたまに見かけるが母親の字を他の人が使ってるのを見たことが無い
それなのに 名字まで一緒の人の漢字そのままの同姓同名を新聞で見たのだから
非常に印象的な出来事だったのだ  

その人の友達かぁ・・・
576番の番号をもらった


暫くして その番号が呼ばれた
早いなぁ と思ったと同時になんか嫌な予感がした

今住民票を確認しましたが、やはりお母様とあなたは同居しておられる形になっていらっしゃいます
・・のでこのまま証明書はお出しできません  ときた
お住いの区役所に行かれてお母様の転出届を601に出していただかないといけません 云々かんぬん
っえ~~~~ めんどくせ  と口には出さずに心で言った
でも今までずっとこれで通してきたので何とかなるはず
ポタが書いた住所と名前 裏返して保険会社からの宛名を見た
601の抜けた状態で届いている つまり住民票の表示そのまま
「じゃこの○○○○601の部分を削除することはできますか?」
「ハイそれならできます」

というやり取りをした女性の名札を見てひっくり返りそうになった
僕の名字と妹の名前(独身時代の妹と呼び名が同姓同名) しかもそれは今僕が付き合ってる人の名前とも同じだった
つまり妹と彼女の呼び名は同じなのである



誰にも響かない僕だけの奇跡の一日だった


















コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする