木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

土曜日のお仕事

2015-08-23 23:47:20 | 仕事
昨日は月に一度のボーリングの日だったけど欠席
やり始めて2年以上経つが腰痛で2・3度休んだ以外はほとんで出席していた
土曜日に開催 ということはその週は週休2日を堅持出来てたってことでもある
昨日は腰痛ではない
仕事だった
今名古屋とその近郊で同業者は10軒に満たない
そのうち2軒の先輩が廃業されたかその準備中だ
勿論後継者はいない
その一軒のお客さんがうちへおみえになった
さて・・その品物を僕が作れるか
実は同じ挽物木工業でもいろんな種類がある
人を使って盛大にやっておられるところはどの分野の仕事でも挽物業であれば対応されてたんだろうが(今はこの辺りでは無くなりました)
個人経営ではなかなかそういうわけにはいかず、自分の得意な仕事をしながら、そうでないものを同業者にお願いすることも多い
その新しいお客さんの仕事ができるか ってことだが・・・
  出来るだろう
が、しかし大きな問題があった それはコストだ
自宅でモーターを置いて切羽詰まってないご隠居生活費の足しの為に出された金額と、工場を借りてそこへ毎日通いながら生活をしていくためのコストを弾かなくてはならない立場での金額ではおのずと開きがある

「これ一個100円で作ってもらってたのですが・・」 と言われても申し訳ないけど無理な値段
「うちなら290円かかります。 ごめんなさいです(できません)」というと
「それでもいいから作ってください」と言われる
実のところそれを290円で買って塗装をすれば、500円くらいにはなる
単品でそれを1000円で買ってくれる人はいないだろう
多分何かの部品としてくっつけて、出来上がりにそれ以上の価値を付けて売るはずだ
他にも昔は一個20円くらいで量産していた部品、とても出来ません と言ったら
「手作りでこの型と同じものを1個500円で20個お願い出来ませんか?」とくる  「それならば・・」
それにしてもうち絡みでは多分赤字になるはずで、次があるかどうかはわからない
まぁこっちも次の時に無事に仕事してるかどうかわからないけどね(笑)
とにかくそんな事情でボーリング土曜日もお仕事でした。
コメント (4)
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