木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

5月だね

2014-05-01 17:57:38 | テレビ
5月になると思いだす言葉がある
昔、東芝日曜劇場、今で言うと「倍返し」の時間か?
TBS、日曜日の午後9時(あれ?娘の関わってる「行列のできる法律相談」と同じ時間かな?)
いろんな話を織り交ぜて、シリーズものをやっていた
その中の一つに 森光子演ずるパンツ屋の未亡人のお話「天国の父ちゃんこんにちは」ってのがあった
そこにすごく印象的な言葉があって それが初っぱつに書いた「思い出す言葉」である



  貧しいから、あなたに差し上げられるものと言ったら

   柔らかな五月の若葉と

   精一杯愛する心だけです


  でも、結婚してくれますね。
 




昔の日記に書いたことがあった
その時にあいまいだったこの言葉を検索したら
似たようなのがいくつもいくつも出てきた
人間の記憶はいい加減なもの
でもみんながそれぞれにこの言葉を覚えていたんだ。
どんな状況で言ってたのか忘れちゃったけど、
自転車を引いて、お客さんのうちへパンツを売りに行く明るい未亡人
彼女は毎週この言葉を繰り返していた
多分、亡くなったお父ちゃんにプロポーズされた時の言葉なんだろう
それを心の支えにしながら、明るい彼女は頑張っていた


  まずしいから あなたにさしあげられるもの といったら
  やわらかな ごがつの わかばと
  せいいっぱい あいする こころだけです
  でも
  けっこんしてくれますね
  でも けっこんしてくれますね


なんかね、目頭が熱くなってきちゃうんだよね
歳だね
コメント (8)
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