木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

倒産防止共済

2012-01-17 23:20:35 | 仕事
唐突だけど 倒産防止共済 って知らんでしょう
いわゆる連鎖倒産を防ぐために独立行政法人が運営してるシステムなのだ
手形って聞いたことあると思うけど
ちょっと大きめな取引をするとする
例えばかわゆく100万の仕事をした
お客さんは一回で払えない
そんな時3ヶ月後に30万 翌月30万 その翌月40万払いますよ
と約束をして振り出す将来的小切手 正確には違う部分があるかもしれないけど
そういう類のものです

その時がやってきた ちゃんと口座にそのお金があればいいけど
もし、なくて決済出来ん場合を不渡りという

それを繰り返すと、即倒産への道を辿ることになります

その手形を持ってるときに相手方の倒産の憂き目にあう

手形というものは余裕があって3ヶ月も4ヶ月も手元に置いて決済されるのを待てる人は
ただそれが紙くず同然になるだけだが
多くの場合もうひとつ前の取引先に渡ってる
裏書きと言って その手形の裏にこの手形を出すことに私も責任を持ちます
という意味の印鑑を押して他の支払いに使う

例えば簡単に言うと僕らの場合は材料を仕入れる材木屋さんにそれで払うことがあるわけです
また銀行へ持って行って決済日までの利息と手数料を負担してお金に換えることもある

ところが手形を振り出したお客が倒産してしまったら
その客の代わりに手形の額面に書いてある金額をすぐに用意して支払わなくてはなりません
これは結構待ったなしにしなくてはならない
その時のために この倒産防止共済というのがある
どっちみちお金は必要なんだけど待ったなしっていうところが連鎖を生む大きな要因でもあって
それを助けるために 時間的なリスクを埋めるための機構がこれです

毎月月掛けした金額の10倍まで即融資してくれる
勿論返さなくてはいけないんだけどね
うちは手形だったら仕事しません というかそんな金額の仕事をしてない
だから本来はこういう所へ月掛けする必要もないかもしれないが・・やってたわけ
5000円ずつ掛けて50万になったからもう月掛けはやめた
これで倒産に関しては500万までは即融資してもらえるはず
親父と話してもうこれでいいいよ ってなったのが7年くらい前かな?
そのまんまになってた

毎年その報告は来るんだけど、僕の名義に変えなくちゃいかんのだけど
ずるずるとここまで来てしまった
それで意を決して今回名義変更をしようとして銀行へ行ってきた
二時頃に自宅近くの支店に行って親父の口座でやってた証明をもらおうとしたのだけど
もう消滅した口座だからそれができないとかで待たされる、待たされる
結局3時過ぎちゃって証明もらってから仕事場近くの支店で新しい取引申し込みをできずに終わってしまった

だから頭にきた ってわけじゃない
元は僕がすぐに手続しなかったのが原因
そのために儲かりもせん仕事で銀行員さんに余分な仕事をさせてしまった
申し訳ないことでした
よって反省しつつ倒産防止共済の紹介をしたってことでした

おわり。
コメント
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