木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

幸せのシステム

2012-01-03 23:45:53 | ひとりごと
同じことが起こってもそれを幸せと感じる時とそこまで感じない時がある
って当たり前のことだけどさっき「ガイアの夜明け」にそんな幸せそうな家族が出ていた
農家をしてて月収3000円だったのが金を見つける仕事をし出してから30000円になった
それでバイクを手に入れた
「前は自転車さえ手にできなかったのに」とそれは幸せそうに笑ってた

何回か書いたことがあるけど僕も今どんなに手の届きそうもなかったものを得たとしても
子供の時に買った一枚のレコードの方が大きな嬉しさがあったような気がしてならない

幸せに慣れてしまったらどんなに恵まれたことが起こってもそれを幸せと感じられない
昨年の大震災を目の当たりにして普通の生活がどんなに恵まれていたのかを知る
そんな大きな犠牲があってはじめて恵まれてることに気づくなんて
なんていう罰当たりなことなんだろう
病気になって初めて健康のありがたさを感じるのも同じことなんだろう

それでもそれが人間、その幸せを土台にしてその上の幸せを求めるもの
そうやって文明が栄えてきた、歴史が作られてきた


先ほどの農民の顔は明るい未来を夢見てとても輝いていたけれど
それも近い将来どんな変化をもたらすのかわからない
金を精製する時に毒性のあるシアン化合物を使っててそれを垂れ流してる
近隣の人々に幸せの反動が襲いかかってこなければいいのだが・・・


幸せになったり不幸になったり、大まかにはそれの繰り返しで人生は進んでゆく
プラスは大きめ、マイナスは小さめに
友達たちの一年がそんな一年でありますように
勿論僕自身も
暇だからそんなこと思うんだ


コメント
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