木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

愛あるセックス

2010-04-30 16:56:51 | 映画
「おもいでの夏」っていう映画が昔あった
原題は「Summer Of '42」  1942年の夏ってことだ
日本で言うと「昭和17年の夏」
今から見ればおおむかしの出来事
日本から見ても戦時中 ってことはアメリカからいっても戦時中だ

でもその陰鬱さみたいなものはない
戦時中なのにアメリカ本土内の空気はからりと晴れて 思春期の少年たちの夏が始まる
日本人のような切羽詰まった少年たちじゃなくて セックスに興味を持ち始め
またその興味が一番昂じる頃
3人の少年たちはそれを手探りで確認し始める



海岸に近い小さな家に彼らは新婚の夫婦をみる
一番美形な少年がハーミー
彼が主役だ
この新婚さん 旦那が兵士 
やがてその人は戦場に向かうことになる
新妻ドロシーとハーミーの微妙な触れ合いが始まることになる


映画は1971年の作品
僕は普通のロードショーでこれを見た
ぶっちゃけ 初体験もの だ
年上の美しい女性との初めての体験っていうのは高校生だった僕にはあまりに刺激的だったし憧れでもあった
ジェニファー・オニールがしばらく僕のあこがれの人となったのは言うまでもない

映画「おもいでの夏」(1970) SUMMER OF '42 Michel Legrand



セックスに目覚め 翻弄される
でもその時はまだその相手を愛するということよりもただ単に自分のエネルギーを放出することへの情熱に他ならなかったに違いない

そして今でも金銭を廻ったセックスは後を絶たない
それは愛しい人を抱きたいという感覚じゃなくて
内に溜まった白いエネルギーの放出欲求
それが金銭に代わる
なぜか多くの場合 男の放出料で計算されるわけだ

昔ね 手を怪我して入院した時に 同室になった男性が
とてもとても そういう行為が好きで
病室を抜け出しては それ系の店へ行ってる って教えてくれた
僕はすごく感心したものだ
彼の話で忘れられないのは そのちょっと前 テレクラで知り合った子と初めて会った
「そいつデブでさぁ それでも俺、したかったからじぶんの軽自動車に乗っけたわけよ
 そしたらさぁ こう・・・車が左側に傾いてんだよねー 運転しにくくってぇ」
「でもしたかったからさぁ」
その言葉と軽自動車を後ろから見た絵が浮かんで 大笑いしちゃった
別に太った子を笑ってんじゃなくて そのいかにも軽蔑したように言うのにそれでもその気持ちに負けるってとこがね
楽しかったのさ

でも僕にはどうしてもそういうことができない

愛しい人を抱き寄せて 髪を撫でながら 唇に触れる
そしてお互い一枚ずつ素の人間になりつつ
その素を確かめ合う
それはこの人を愛するという気持ちとこの人に愛されてるという気持ちの確かめ合いでもある

愛のあるセックス
果たして僕にはもう来ることはないんでしょうか(笑)
タイムリミットが・・
 糖尿だしぃ



恥ずかしいんでコメントいらんよ、開けとくけど
コメント (14)
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