つづき。
バリア機能の話でしたね。
アトピーや極度の乾燥肌などは、ブロック状に積み上げられた肌細胞の隙間のセメントが少なくてブロックがポロポロと崩れている状態です。
長時間そうなっていると、何かでこすれるたびにそのブロックが(粘着剤のセメントが少ないために)ポロポロと崩れ落ちて、肌が薄くなります。
そして正常な状態より刺激を感じやすくなり、チクチクしてかいてしまいます。
そんな肌が薄くなっている時にうっかりかきむしってしまうと、シミや色素沈着となります。
春の私の頬(の一部)はそんなバリア機能が低下したブロックが崩れやすい状態だったのですね~
それをファーミングEXという高機能美容液で粘着したのでかなりマシになったという話です。
そこへ、洗顔を弱酸性の無添加のものに変えたことでブロックの隙間のセメントを洗い流さずに済み、治まったのです。
たまたま私の例を書きましたが、クレンジングや洗顔で皮脂を洗い流しすぎて乾燥している方も多いです。
クレンジングや洗顔料を見直すだけで肌が潤ったというお客様も少なくありません。
なので乾燥がひどい方はいちどクレンジングや洗顔料を変えてみるのもいいかもですね。
さて、そんな風に石鹸を洗顔料に変えたから肌が落ち着いたと書くと、まるで石鹸が悪者みたいに感じられるかもしれませんが。
そんな事はないのですよ。
お肌が正常である場合、石鹸は肌の余分な皮脂や古くなった細胞を上手く取り除いてくれる役割が高いのです☆
なので角質がたまりやすく肌がくすんでいる方や、新陳代謝が鈍くなっている方、若い方のニキビなど皮脂が通常よりも多く出る方などにはもってこいです。
また、石鹸は基本的に弱アルカリ性で、肌は弱酸性なのに良くないでしょ?と言われる方もいらっしゃいますが。
水で洗い流すと肌の表面は中性になりますので問題ありません。
正常なお肌の方は中性の状態から皮脂や汗が分泌されて、しばらくすると弱酸性に傾いていきますのでご安心を。
逆に超乾燥肌やアトピー肌などで皮脂がかなり出にくい方は、洗顔後に肌が弱酸性に戻りにくい状態になっているということですので弱酸性の洗顔料(なるべく無添加のもの)をお使いになられる方がいいでしょう。
石鹸でも洗顔料でもご自分にあったものを使ってくださいね。
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