「インスタントラーメン博物館」 のつづきです。
安藤百福さんはそうして、『食』という分野で人々を幸せにしました。
また近年、それら日本発祥のインスタントラーメンやカップヌードルは、世界中で利用される事になりました。
そうやって、沢山の光を人々に与えたんだなぁ~偉大だなぁ~と、思ったのですが。
「食」だけでなく、もう一つ。
百福(ももふく)さんは、沢山の社員を雇用する事で人々に仕事を与える、という点でも“光”を当てたんだなぁ~、と思ったのでした。
(もちろん経済の発展にも貢献)
友人や知り合いで、エステサロンをしている人間が何人かいますが、
私のように、一人でやっている方と、スタッフを雇用してやっている方がいます。
私はよくお客様や友人に
「よく一人でやってるよね、しんどくない?」と聞かれます。
そんな時、決まってこういいます。
「一人だからしんどくないのよ。」と。
私からすると『人を雇う』、というのはすごい事だと思います。
向き。不向き。がありますから、私には『雇用』が不向きだけかもしれないのですが。
そういう意味でも、“沢山の人に仕事を与える”という働きは素晴らしいことだと思うのです。
インスタントラーメンが世界に広がっている、という事は世界にも工場が出来る訳ですから、
世界の人が、仕事に就けるわけです。
あぁ、神様のような方ですね。
もちろん、百福さんだけに限らず、企業というのはそういう意味でも大きな光を放っているのだと思うのです。
私には、『雇用する』という役割は今後も多分ないと思われます。
それは、社会に対して、雇われたい方に対して「ごめんなさい」なのですが、
(よく、雇って欲しいとエステの専門学校の新卒学生さんから電話が入ります。皆さんがんばってね^^)
まぁ、それぞれにそれぞれの役割があるのだから、と思っています。
お客様の多くの方に
「あなたはすごいわよね。自分でお店開いてて。私なんて主婦だし。」
とか
「私なんてしょせんOLだし。」とか
色々言われますが。
私は全く、すごくなんてありません。
だって一人で好きなようにしているだけなのですから。
それに私は、主婦だからダメだとか、OLなんて、とは全く思いません。
(むしろOLってすごい!と思います)
それぞれが、それぞれの役割を選んでいるのでしょうから。
また、それぞれがその役割を持って、生きているのですから。
十分、社会に貢献されているのです。
ですから、みなさんの毎日の生活の中や仕事の中に、楽しさや喜びがあればそれでいいのではないでしょうか。
その中に楽しさや喜びが見つけられない場合は目線を変えてみてください。
それでも楽しく行えない場合は、環境を変えてみるといいかと思います。
GWに池田市のインスタントラーメン博物館と五月山公園に行って来ました☆
インスタントラーメンを食べたかった訳ではなかったのですが、
オリジナル作品が作れるのと、
昔先輩に誘ってもらった時に日が合わず行けなかったのと。
インスタントラーメン博物館は、日清食品の安藤百福さんの栄誉をたたえ造られた記念館です。
テレビやなんかでご存じかと思いますが、百福さんはチキンラーメンを作った方で、
チキンラーメンがインスタントラーメンの始まりなんですよね^▽^
今でこそ身体にいいイメージはないインスタントラーメンですが。
百福さんは終戦後の町中で飢えた人々が食べ物を求めて歩いているのを見て、
「人間は食べないと元気が出ない!」という事に気づき、
手軽に簡単に食べられるラーメンを、と試行錯誤し造られたのがチキンラーメンだったそうです。
チキンラーメンが完成したのが百福さんが47歳の時。
あぁ、人間は何歳でもやりたい事、新しい事が出来るんだ、と改めて勇気をもらえました。
そもそも、食べ物によって世の中を明るくしよう!
世の人々のために何とか出来ないか!という発想がすばらしいですね。
博物館の中にはそういったインスタントラーメン・カップヌードルなどの歴史が沢山でした。
その中でも百福さんの素晴らしさを感じたのは、
インスタントラーメン協会を作った事。
開発技術を自分だけの手柄にせず、追随してくる他社と共存共栄のために設立されたのでしょう。
何よりそれを感じられたのが、博物館の中に貼ってあったのは、他社のインスタントラーメンが一覧になったポスター。
そこには
「あなたはどのインスタントラーメンが好きですか?」
の文字が。
他社の製品が載ったポスターを貼るなんて、懐が広い!
企業って、
『他社に勝ってなんぼ』、『ウチが一番!』
をアピールするというイメージがあっただけに、いたく感動しました。
ラーメン博物館でこんなに感動するとは、という感じでした。
(私だけかな?^^;)
そして、オリジナルのMyカップヌードルを作ってきました☆
(具材が選べて、カップにはイラストが描けるのです)
工場見学大好きなので、面白かったですっ!