昔からお客様によく「コラーゲンドリンクってどうなの(効くの)?」と聞かれます。
コラーゲンドリンクは数年前に流行し、“塗るよりも飲む方がいい”と言われていたかと。
私も12~3年前は毎日飲んでいました。
1本350円を3年くらい欠かさず飲んでました。
その頃は若かったせいか?それが肌の張りに効いてるのかはわかりませんでしたが、そのドリンクの中にバランスよくビタミンやミネラル分が配合されていたせいか、飲んでいるとお肌は健やかでした。
(ビタミンA・B・C・Eやミネラルは肌の張りをサポートしたり肌の老化を遅らせる作用などがあります)
それで、当時勤めていたサロンでお客様に「コラーゲンドリンクはすごく良いですよ」と沢山販売した記憶もあります。
が、近年になり医師がいうには
「コラーゲンはたんぱく質だから飲んでも直接“コラーゲン繊維細胞”にはならない」と。
そういわれると、そうだよな~と思ったりします。
確かにたんぱく質は消化分解されるとアミノ酸になります。
それが血液中を通って吸収されて…と考えるとダイレクトにコラーゲン繊維に生まれ変わるなんて???
ちょっとおかしいかも。
ビタミンでもミネラルでもアミノ酸でもカルシウムでも体内へ取り込まれると最初に肉体で必要な箇所へ運ばれ使われるといいます。
なので、アミノ酸に分解されたコラーゲンもまずは内臓や筋肉、骨や全身の細胞など、身体機能に関して必要な箇所で使われます。
オーバーにいうとその残りがお肌に回ってくるという。
だからビタミンでも何でも多めに摂らないと肌がキレイになる分まではまわって来ない、とよく説明させていただくのですが。
するとたいてい皆さん「えー!!」ととても悲しそうな顔をされます。
美容のためにとサプリメントを摂られていても、お肌よりも先に身体に使われてしまうというのがショックなようです。
いえいえ。
美しくなるには、まず健康な身体からですからね。
内臓の調子が良くないと(特に肝臓・腎臓)お肌が黒ずんだり、くすみます。
胃腸の調子が良くないと口の周りやアゴにニキビができたり。
女性ホルモンのバランスが崩れると、ニキビや吹き出物、頭痛や肩こり・神経にも障ります。
などなど。
健康でないとお肌はキレイにはならないということ。
なので疲れを溜めないこと。
そして健康のために良質なたんぱく質を補給するためという意味で飲まれるならコラーゲンドリンクもいいのかもしれません?
ちなみに最近ヒアルロン酸ドリンクというのが出回っていますね。
私は試していませんからわかりませんが、製品になっているということは効果があるのでしょうか?
ちょっと知りたい謎。
つづく
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