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固定資産税評価額 減額

2012年07月23日 09時43分57秒 | ちょっと為になる話!?

おはようございます


今日は固定資産税評価額の減額について(福島市)

固定資産税評価額が30パーセントダウン

本年度の固定資産の評価に当たっては、国で定める評価替え(※1)をおこなったことに加え、東日本大震災による特別な補正をおこない、評価額を算出しています。

土地の評価方法

宅地や宅地に類似している土地

【平成24年度の評価額の算出方法】
評価額 = 地価公示価格等の約7割 × 放射性物質により一割減額【1】 × 地震被害により減額 (個別補正)【2】 

【1】放射性物質による影響

福島第一原発事故により拡散した放射性物質の影響により、地価公示価格などの7割の額から1割分の減額をしています。
※次回(平成27年度)の評価替え時に、再度適否を検討します。

【2】 地震の被害による影響

地震により著しい土地被害を受け、平成24年1月1日時点で未復旧の土地については、被害の程度に応じて評価額を減額しています。
※復旧した翌年度から適用されなくなります。

 

農地(市街化調整区域)や山林など

【平成24年度の評価額の算出方法】
評価額 = 平成23年度評価額 × 放射性物質により1割減額【1】 × 地震被害により減額(個別補正)【2】

【1】 放射性物質による影響

福島第一原発事故により拡散した放射性物質の影響により、平成23年度評価額から1割分の減額をしています。
※次回(平成27年度)の評価替え時に再度適否を検討します。

【2】  地震の被害による影響

地震により著しい土地被害を受け、平成24年1月1日時点で未復旧の土地については、被害の程度に応じて評価額を減額しています。
※復旧した翌年度から適用されなくなります。

家屋の評価方法

【平成24年度の評価額の算出方法】
評価額 = 再建築価格(※2) × 経年減点補正率(※3) × 東日本大震災による補正(放射能物質による補正【1】及び地震の被害による補正【2】)

※ただし、上記算式により算出された評価額が前年度より上回る場合には、前年度と同額に据え置かれます。
 (例:物価の上昇幅が大きい時期に建てられたビルなど)

【1】 放射性物質による補正

放射線量が原子力発電所事故前の自然放射線量水準に戻っていない地域(福島市は全域)に所在する家屋について、3割分の減価補正をしています(補正値のため、必ずしも3割分評価額が下がるものではありません)。

【2】 地震の被害による補正 

地震により著しい被害を受けた家屋について、被害程度に応じて減価補正しています(補正の適用期間は原則として本年度1年間ですので、平成25年度からは本来の評価額に戻ります)。 

 

 

今年は、みんな固定資産税が下がったとの話しを聞きますが…

家を新しく購入する際に物件の担保力で保証料が変わったりしますが…担保力が下がれば、保証料が高くなります。

企業の借入れでは、担保が下がれば、追加担保のお願いがありますし…いい事ばかりではありません。

以上、固定資産税評価額の減額についてでした。

今日も一日頑張りましょう~


福島市 伊達市 不動産 伊達丸 yuzu

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