おはようございます
先日のブログでも少し触れましたが、住宅ローンの金利が上がってきています。
大手銀行が、5月に引き続き6月も住宅ローン金利の引き上げました。
住宅ローンの金利には固定金利と変動金利があり、前者は長期金利の指標となる10年物国債利回りに、後者は政策金利(無担保コールレート)に連動しています。
国土交通省の平成24年度住宅市場動向調査によると、住宅の建築・購入の際にプラス要因として最も大きく影響を受けたのは金利動向となっており、金利水準が住宅購入に大きな影響を与えています。
日本では長らく超低金利が続き、また銀行間のし烈な競争によって住宅ローン金利の優遇幅が拡大してきましたが、いつまでこの低金利が続くのかを予測することは困難であり、今後は金利が上昇していくと考えられます。
それでは、金利上昇が住宅ローンの返済額にどの程度影響を与えるのか?
例えば、3000万円を金利1.8%、返済期間35年(元利均等返済・ボーナス返済なし)で借り入れた場合と、仮に金利が2.0%に上昇した時に借り入れた場合を比較すると、毎月の返済額は約3000円増え、35年間では総返済額が約128万円も多くなります。
0.2%でこんなに違うんです
確かに借入額が大きい住宅ローンは、金利が低ければ低いほど返済額が少なくなり、少しでも金利が低いうちに借りるのもアリだとは思います。
しかしながら、20年、30年と長期にわたって返済していく住宅ローンは、そういった目先の金利や返済額だけにとらわれず、長期的な視点を持って選択することも大切だと思います。
将来の本格的な経済回復を想定し、中長期的な金利上昇リスクに備えることも必要です。
個々のライフプランによっても住宅ローンとの付き合い方が変わってくると思うので、自分にあった生活設計に合わせてじっくり検討してほしいと思います
それでは今日も1日頑張りましょう
福島市 伊達市 不動産 伊達丸コーポレーション kei
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