食いしんぼsanaの「舌の記憶」

「舌の記憶」を中心に、日々感じたことを、
ゆるゆるとつづっていきます。

ラ・ジュネス=青春

2012年12月25日 | お外でゴハン

 今年のクリスマスイヴは、かねてより予約していた「la JEUNESSE DAIKANYAMA」で。ブルーと白を基調としたカジュアルかつスマートな空間で味わえるのは、神戸「アラン・シャペル」で20年間料理長を務めた総料理長が手掛ける、兵庫県の素材をふんだんに使った口当たりの軽いフランス料理です。さらに特筆すべきは、ギャルソンがミュージックキャストに変身してライブを行うこと! 若き音楽家たちのサプライズ演出、本当に素敵でした~。実は今回は取材した縁で訪れたのですが、お世話になった方々はもちろん、オーナーさんにもご挨拶できてよかったです。笑顔あふれる温かいおもてなしに、心から寛いで過ごすことができました。ラ・ジュネスとは、フランス語で「青春」という意味。心を輝かせていればいくつになっても青春、だと思うのです。ラ・ジュネスでのクリスマスイヴ、青春の1ページとして確かに心に刻まれそうです。

オーナーがわたせせいぞう氏と旧知の仲とのことで、お店のイメージに合わせてイラストを書きおろしてもらったそう。いいですよね~、ハートカクテルのおしゃれな世界観☆ わたし大好きです。ちょっと話は逸れますが、わたしの初恋は中学1年生の時でした。相手は担任の斉藤茂樹先生(当時23歳)です。ラブレターを渡すぐらい本当に好きだったけど、もちろん恋が実るはずもなく。その先生が愛読していたのがハートカクテルだったのです。夏休みに借りてページをめくってみたら、中学生にはまだ早いというか、完全に憧れの世界で、ますます先生への思いは募っていったのでした。どうして自分はコドモなんだろう? ってせつない気持ちになったなぁ。結局は他校への転任で、そのまま涙のお別れになってしまったけど、ハートカクテルにはそんな甘酸っぱい思い出が詰まっているのでした。もしタイムマシンがあったら、あの頃のわたしに会いに行こう。そしてこう言うの。「大丈夫、いつかきっと幸せは訪れるよ」って。中学時代、そして大人になったいま。それぞれの青春の1ページをつないでくれたハートカクテル、そしてラ・ジュネスに感謝です!

ディナー終盤にはホワイトクリスマスのコーラス。フロア全体で手拍子したりして何とも楽しい食&エンタメ空間でした。

前菜はワゴンサービスで☆☆ 5種類から各自3品を選びます。わたしが選んだのは生ハムとイベリコ豚のリエット?と伊勢海老のサラダ、だったかな。お料理はどれも本当においしかった!アミューズに出てきたフォアグラのたこ焼き風は、関西出身の総料理長ならではですね。

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