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あやかし(姫)@~。ほにゃらら・・・おばちゃん( 秘かに生息 )。  

弘明寺さんに出かけた

2010-11-20 04:22:34 | ねむねむ  南無南無  ワールド
< 18日 >
マンマミーヤと弘明寺さんに出かけた。
じっちゃん(=主人の父)の月命日であり、父の月命日でもある。

家の宗派とは違うのだけれど、このお寺は好き。あのお護摩を焚くのをみるのが好き。ここのご住職の説法も好き。短くてこころに残る。

この御寺は真言宗の御寺で、密教の故なのか?お護摩を焚く時の作法、手の動きがとてもきれいで、見ていてあきない。( 尤も後ろすがたですからね、ちょっとしか見えないんですけれど・・・。)

じっちゃんのことは、ずっと、この御寺さんと地元の近所の御寺さん(そこは日蓮宗なんだけれど・・・。)にお願いしてきた。

これからは、自分ちの宗派の御寺にいかなくちゃあいけないんだろうけれどね。
< ご住職の説法 >
この日の説法 というより、お話は『 輪廻転生 』 についてでした。以下 伝達に少々難ありなんで、いつものように、話半分でお願いします。

亡くなったあと、ヒトは六道のどこに行くのか?( 天道・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄 ) それを決める裁判官のような王が 十王という方々らしい。この十王の考え方は、道教の考え方。仏教では十三仏という考え方があって、それらがどうやら融合したらしい。

こんな表をみつけてきた。(うまく 表になっていないけど) 

秦広王 しんこうおう  不動明王 初七日(7日目・6日後)
初江王 しょこうおう  釈迦如来 二七日(14日目・13日後)
宋帝王 そうていおう  文殊菩薩 三七日(21日目・20日後)
五官王 ごかんおう  普賢菩薩 四七日(28日目・27日後)
閻魔王 えんまおう  地蔵菩薩 五七日(35日目・34日後)
変成王 へんじょうおう  弥勒菩薩 六七日(42日目・41日後)
泰山王 たいざんおう  薬師如来 七七日(49日目・48日後)
平等王 びょうどうおう  観音菩薩 百か日(100日目・99日後)
都市王 としおう  勢至菩薩 一周忌(2年目・1年後)
五道転輪王 ごどうてんりんおう  阿弥陀如来 三回忌(3年目・2年後)

もうすぐ、21日 ( はワタクシめの誕生日であります。ん?何歳だ?)この日、じっちゃんは閻魔さまの審判をうけるわけで、じっちゃんに”あとのことは心配しなくていからね。”と言ったかぎりにおいては、残り僅かでもがんばらなくてはならない。

境内、本堂のわきに、実は閻魔様がいらっしゃる。
( じっちゃんのこと御願します。ちょっとおまけしといてください。)と御願いしてきた。

いつも、最ごまで、正座が出来なくて行儀が悪いのだがひざを崩す。この日、何度か、行の最中に膝を崩したにも拘わらず、一人一人が護摩木を火に焼べる時、膝が痛くて立ち上がることができずに難儀した。(うそっ)こんなことは今まで一度もなかったことなので、ちょっと驚いた。

>もどり お話の続き・・・ヨーロッパでは、例えば、キリスト教の審判がある。天国と地獄?古くはその審判を「 さいころ 」を転がして決めた?

ある時、真犯人と犯人と疑われた人とが、さいころを転がしてどちらが本当の犯人か?を決めたらしい。目の多いほうが、犯人じゃあないヒト。

まず、真犯人がさいころを転がした。二つ。6 と 6。計 12。これ以上の数字をはじき出すことは不可能に近い。

次、犯人じゃあないヒトは、すざまじいプレッシャーの中 さいころを振る。
> どうなったと思います?
犯人じゃあないヒトが出した さいころの目も 6 と 6。 ところが、そのさいころの一つが壊れて 1 の目が出たんだそうな。 で 計 13 。真犯人が 犯人と決まった瞬間でありました。

これを ” でたら 目 ”というのだそうです。
なんだかね、”神さまは ちゃ~~んと そのまなこで 観てるわよ~~!!” って言ってるみたい。

悪いことはできないわね。

>それにしても、不思議なのは、中国三大宗教、儒教・仏教・道教 が存在していたにも関わらず、中国って言う国は、何であんなに強欲でうそつきなんですかね?

っていうか・・・為政者が問題。でもそれって日本も同じなわけでね。
よくよく考えなくてはならないことは、下のもの達(国民)の総意が 上の気でもあるわけで、為政者のせいだけじゃあないってこと。(ですわね)

まずは、家庭がしっかりしなくちゃあいけないんだけど・・・なかなかね~。簡単にはいかないわね~。
昨日も悩みの中よ。あ~~六根清浄。六根清浄。・・・。( そうそう 今日も、六根清浄風呂 入ってきました~。)



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4 コメント

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説法 (shizuatm)
2010-11-21 08:37:38
お檀家さんでもないのに、こんなに熱心に聴いてくれる人がいると本望でしょうね。
私の実家はお寺(真宗大谷派でお東です)なので、父は住職なんですが、もと高校教員(こちらをメインの収入源にしなければいけなかった)なんです。しかも化学と生物が専門で、本当は科学の道へ進みたかったのに家庭の事情で跡を継がざるを得なかった人で、後悔だらけの人生だと・・・・ぶつぶつ・・・・。
で、彼の説法を大きくなってからきいたことはほとんどないのですが、どうも、道徳的な(学校の先生のように)解釈は得意なのですが、宗教的にはどうなのか・・・・・非科学的、超自然的なものは信じてませんからどうも説得力がないのです。。。。
面白いでしょう?
そうなんですか~ (管理人より)
2010-11-21 18:53:06
>shizuatmさま・・・

いえね、お経とかもごもごやっているだけなんで・・・おはずかしいかぎりで・・・。
もう少しきちんとしたいとは思いますけど・・・。

>お父様・・・そうなんですか~・・・。

うちの祖母の実家の御寺さんは・・・住職(祖母の父?)が寺では食べていけないというので、子供たちに教育をつけたらしいです。

だから明治生まれの祖母は大学をでている。
しかしながら、確か?その兄さまたちは全員医者になったけれど、早く他界したとかしないとか・・・?

で、その御寺は確か?つぶれたんじゃあなかったかな~?

子供のころ、そのやぶれ寺をみた記憶があるんですよ~。父に連れていってもらったような記憶があります。

>科学では解明できないようなことは沢山あるんだと思う。しかしながら、そういう発想ができるヒトとできないヒトといるんじゃあないかな~ってこの頃思うようになりました。
お誕生日おめでとうございます。 (shizuatm)
2010-11-22 09:06:51
仏教では母親の胎内にいたときもカウントするので、数え年(祖母はいつも数え年を使っていました)ってありますが、あやかしさんはどう思われますか?

おばあさまは明治生まれで大卒なんですね!すどい!じゃあ、ご先祖はお殿様の教育係だったとか・・・・?
やっぱりまじめにお寺を運営(リーズナブルな葬儀代、リーズナブルな戒名)しようとすると赤字になりますよね。父は大学病院に献体された無縁仏さんの供養もボランティアでやっています。父と母と火葬場の人だけの寂しいものだそうです。
でも、つぶれ寺にはできないのです。祖父が開基住職だったもので、まだ二代目ですから。
しかも、祖父は祖母が50代のときに他界したので、女でひとつでお寺を守り抜きました。生半可は人生じゃありませんでした。
そして、のほほ~んとお嬢様していた母が嫁いできて、嫁姑バトルが繰り広げられました。
子供の頃からドラマがいっぱいでしたよ(笑)

なんか、長々と書いてしまい、ごめんなさい。
なんだかあやかしさんなら聞いてもらえそうな気がして・・・・・。

いつでも らっしゃい! (管理人より)
2010-11-23 03:40:05
>shizuatmさま・・・

ようこそです。いつでも遠慮なくいらしてくださいね。当方お喋り大好き人間であります。

時々失言あり!だと思いますんで、そこのところはお許しいただきながらということにはなると思いますが・・・。

>数え年・・・数え年 そうなんですか~。仏教からきてるんですか~。知りませんで、勉強になりました。

ワタシは占いをならっているんですけれど、占いでは、満で数えるんですよ。
で、そこのところはきっちり考えなくてはいけないんですけど。(→ 誕生日を境にいろいろ考えていく)
どうなんですかね?そんなにきっちり人生ってはこばないですもん。

最終的には、いつも ( まっ いっか~)になることが多い ワタクシであります。

>御殿様の教育係・・・?エ~~っ 多分違うと思います。だって、おばあさまの御裁縫の教員免許状には、「 平民 」って書いてありましたから。

>無縁仏さまのご供養を・・・すごいですよね。なかなか出来るものじゃあないと思う。お母さまもご一緒にというのが、いいですね。お嬢様という印象ではなくなりました。

あと、おばあさま、女手一つで御寺を守り抜いた、というのもすごいな~女手ひとつで子育てするだけでも大変なのに・・・。

大体、ヒトのいのちをあずかるお仕事というのは、本当に大変だと思う。

だから、女は弱いけど、母は強いのだと思う。

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