Something to Feel

"I'm basically happy person."

イタリア旅行6:アレーナ音楽祭

2009年06月27日 | 旅日記


アレーナ音楽祭でのトゥーランドット。
屋外だったせいか、クラシックのコンサートとは思えない、
とってもゆるい雰囲気でした。
なんかケータイで写真とってる人とかいたし、
すっごいでっかい音でくしゃみ連発してる人とかいたし。
とはいえ前の方の席のお客さんたちの装いはラクジュアリィー、だったけど。
このへんが面白い。
キメるときばっちりキメてお出かけできるのって良いね。

オペラはセットも豪快で、別世界につれていってもらった感じです。
中国が舞台なんで、漢字の書かれた旗が出てきたりもしたんだけど、
その漢字がびみょう~に存在しない漢字になっていて笑えました。
そういうの確認しないで雰囲気でGoしちゃうのね
オーケストラがかなりのんきな感じだったのが新鮮でした。

一番人気は指揮者のダニエル・オーウェン。
大歓声~
演奏中、出演者よりもデカイんじゃないかってくらいの声で
「ララララァー」とか、地鳴りみたいな声をあげたりするのだ。
キースジャレットかよ!
「オレにまかせとけ」みたいな感じで、すごく情熱的な指揮者でした

Arena音楽祭では出演者は若手を起用するような話です。
トゥーランドット:Giovanna Gasolla
皇帝:Angelo Casertano
ティムール:Carlo Striuli
カラフ:Piero Giuliacci
Liu:Hui He

カラフはなぁ~ちょっとメタボーな感じだったなぁ。
後半にいくにつれパワーアップしてたかな
Liu役の人が良かったよ。彼女が死んでしまうシーンはやっぱり涙なくしては観れない。
あとはピン・ポン・パンが故郷を思って歌うシーンが結構好きなんですが
それを生で観る事ができて嬉しかったな。

あと生だと迫力がよく伝わるのはコーラスの皆様
うねるように盛り上がってくるけれど、
近くにいる人個人の声も聞こえてきたりして、
こういう感じは録画映像だとちょっとわからない。
ほんとにたくさんの人で舞台ってできてるんだな~って感じだった

舞台終了はほんとに0時をまわっていた。
ふぅーん、こんな体験は初めてだぁ。
会場では見知らぬ人に「Hajimemasite!」とか
「Nippon Banzai」とか声をかけられました。
すぐ日本人ってわかるんだねぇ。韓国人とか中国人とかと区別できるのかな。

そんな深夜の終了後も、まわりのカフェやバールはいっぱいで
舞台の余韻を楽しむ人たちであふれていた。
まさにお祭りだね~。
でも我々はおとなしく歩いてホテルまで帰りました

天気や現金のトラブルがあってめまぐるしい一日だったけど、とっても楽しかったよまた観に来たいな。

・・・旅程はこれで終了していよいよ明日は日本へ。
とはいえ飛行機は21時なので、少しミラノ観光もできそう。


コメント
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