ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲リベンジ! 白馬岳 <その1>

2009-08-29 11:00:00 | ▲2009年山行報告

歩いた日 2009年8月11日(火)~13日(木)

山のレポを作るとき、TOPに持ってくる写真をどれにするか、

毎回、すごく悩みます。

その山行の雰囲気を この1枚の写真を見てある程度想像できるようにしたいから。

そして、今回もあれこれ迷った挙句、選んだのがこれでした。

レポのタイトルでもある ”リベンジ!”

「我々はやりましたー!」 を 表現したかった。

 

山に登る度に自分の体力のなさを痛感する私ですが

今回ほどそれを強く感じたことはありません。

だから、昨年のリベンジをやり遂げた達成感に加えて、 

苦しさの果てに頂上までたどり着いた時の安堵感が

この三角点タッチの瞬間に表れています。

この写真を撮った時の これ以上ない感動の様子を想像しながら

読み進めていっていただけるとうれしいです。

ただし・・・・

長いです。  とっても長いです。

今までの最長記録 ”赤岳” を抜き、ポレポレ隊、全てのお山の中で、一番長いレポになってしまいました。

写真はかなり整理したのですが もうこれ以上は絞れません。

一枚一枚の写真全てに 強き思いが詰まっています。

相変わらずの自己満足レポで 大変心苦しいのですが

もし、お付き合いいただけたらうれしいです。

では 一緒に登りましょう。

昨年、涙を呑んだ あの白馬岳へ!

 

 

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  

 

台風が関東の脇を通過する、と 予報で何度も言ってました。

義理ママは トムラウシ等のこともあり、

「こんな天気なのに行くの?」 と 心配そうに聞いてきました。

「長野の方はこっちよりは悪くないから。」

「無理は絶対にしないから。」

「もし天候が悪かったら また去年みたいにどこかの民宿で一泊して帰ってくるから。」

と 説き伏せて 8月10日、夜10時に家を出ました。

3人共 睡眠時間2時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

一番辛いのはパパさんです。 

申し訳なくて助手席で寝てなんていられません。 (でも時々意識がなくなります)

いつもほんと、ありがとう。

途中、千曲川さかきPAで休憩。

 

 

 

 

 

 

 

 

空には月が出てました。

台風、今 どの辺にいるのかな。 

 

 

 

 

 

 

 

そして 猿倉の駐車場到着。 

夜中の1時半くらいだったかな。

しばらく3人で うつらうつらします。

だんだん外が明るくなってきたので朝食を食べて身支度開始。

去年に比べると車の数が少ないね。

やっぱり台風の影響かな。 

 

 

 

 

 

 

 

懐かしい猿倉荘。

ここで昨年と同じように車の回送をお願いします。

猿倉→栂池 4500円也。 

隊長はせっかく家で登山届を書いてきたのに忘れてきたらしく

新たに書き直して提出しました。 

 

 

 

 

 

 

 

よおし! 出発だ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい 花火です。 (お友達にいただきました。ありがとう!) 

花火みたいに ドーン! と花を咲かせよう!  (でも消えてなくなるのはいやあよ)

 

 

 

 

 

 

 

この道、通ったね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

これも見覚えある。 

 

 

 

 

 

 

 

そうそう、こっちが鑓温泉に通じる道。 

 

 

 

 

 

 

 

去年もこんな風に上を見上げたっけ。 

 

 

 

 

 

 

 

青空見えてる! 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽も射してる! 

 

 

 

 

 

 

 

よっしゃー! 待っててよー!

ポレポレ隊、今行くからねー!

 

ウリャ―――――ッ!!

 

・・・・・・ この元気は そう長くは続かないのでありました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

人、少ないね・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

静かだね。 

 

 

 

 

 

 

 

ザック、重いね。 

こんな道、通ったっけ。

 

 

 

 

 

 

 

あの上を歩くのかな。 

 

 

 

 

 

 

 

「白馬尻って こんなに遠かった?

ザックがすごく重く感じる。

もう疲れちゃったみたい。

大丈夫でしょうか、私 ・・・」  (心の中での独り言)

っと、写真撮りながら既に不安になる弱足さん。

そう・・・・ここしばらく楽チンなお山ばかり行ってましたから。

実は歩き出してすぐに ザックの重さがズシンと肩に響いてました。

 

 

 

 

 

 

 

おお! 見覚えある小屋だー! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おつかれさん !   → はい、もう疲れちゃったです。

ようこそ大雪渓へ →  はい、今度こそなんとか頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

それにしても人が少ない・・・・ 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラ~ン・・・。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみこれは昨年の白馬尻小屋前。

皆さん、ここで行くか戻るか思案していたんですよね。

ポレポレ隊は 時折響く雷の音を聞いてここをゴールに決め、

とぼとぼと戻ったのでありました。 

 

           <その2> につづく・・・

 

 

 

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