徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

東日本大震災から一年

2012年03月11日 | 生活

 大震災から一年が経ちました。 ブータンでも本日、日本時間の14時46分に合わせて国王陛下列席の下、犠牲者追悼のバターランプ点灯の祈りが捧げられました。

 あの震災で日本はどう変わったのでしょうか 原発問題、次に来る関東、東南海地震に対する心構え、東北地方の復興、福島原発処理 等々 多くの課題が突きつけられている。 

 少なくとも、国民の原子力発電に対する認識は震災前後で一変し、今や稼働中の原発は数基を残すのみになっています。地震は天災なので止めようが有りません。せいぜい被害を小さくするよう努力する位です。しかし、それに伴って起こった福島原発事故は明らかに人災です。あれは、適切な対応があれば未然に防げた事故です。だから、悔しい。福島県は今後100年はこの事故を引きずるでしょう。それなのに、東京電力や政府・官僚の誰一人この事故の責任を取っていない。

 日本人は今回、高い授業料を払って原発の危険性を学んだ 少なくとも、この事だけは決して忘れてはならないと思います。