徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

ブータン人について

2012年03月22日 | ブータン ライフ

 ブータンに来て、はや半年になろうとしています。 歳をとると感性が鈍る、というのは本当で、ブータンで暮らしていてもあまり違和感がない、というか特に異文化を感じることが少ない今日この頃です。

 生まれて初めて行った外国は、大学3年のときネパール・ムスタン地方の入口、聖地ムクチナートへディープトレッキングに行った時です。まず行きのインド航空の機内で日本語が通じないという、生まれてはじめての経験に仰天し、カトマンズの夜の闇と昼の光に感動し、ポカラで対面したヒマラヤ・マチャプチャレに崇高な神を感じ、ゴラパニ峠のバッティーで愛を受け... とにかく、20才の純粋な魂は感激しっぱなしだったような気がします。 それが、今ではなんの感動もない... というか、30年の歳月と経験を経て、人は何処でもあまり変わらない、という認識が出来たせいかもしれません。