今日は新築物件でUU屋根裏混合工事にお伺いしました。
いつもお世話になっていますハウスメーカー様のご依頼です。
施主様とは、お会いしませんが出来る限り最善の工事をさせていただきます。
外は雨ですが、全く問題ありません。
屋根裏に入ります。 今日はUSL19Dを2台と小型パラスタックを1台もってきました。
電波を測定します。
東京MXと千葉TVもご視聴されたいそうです。
東京波はとても電波が良くMXをご視聴しなければブースターは不要です。
東京方面に小型アンテナを使用しました。
減衰は15dB程ありますので、MXの必須の場合はブースターが必要です。
他のチャンネルはとても良好です。
千葉TVがハマリマシタ。 受信できません。
USL19Dを持って屋根裏を探しましたが、アンテナが大きすぎてアンテナの設置もできません。
東京波の小型アンテナを取り外し、小型アンテナを千葉に使用します。
それでも千葉はとても電波が悪く受信できそうな場所は見つけましたが、
必須工事といのは難しく保証対象外の工事しかできません。
施主様と直接お話をさせていただきました。
千葉にプリアンプを入れれば、それなりに良くなりそうですが・・・・・
今まで千葉が映っていたから映ったらいいな~ 程度でプリアンプ無しで施工となりました。
それでも、千葉が受信できる場所にどうやってアンテナを付ければいいのか?
屋根の木に直接ネジを揉むのは、ちょっと嫌なので、木材を加工して補強を入れる事に
しました。
900mm以上の野縁材を積んでいなく、2本を繋げて補強しましした。
CNが26dB~29dB程度です。 プリアンプを入れればたぶん30dBになります。
東京波の反射が強いのです。
このアンテナ1本でも、東京波(MX以外は受信可能ですが、CNは22dB~30dBと
不安定でしたのでやはりUU混合工事になります。)
野縁材に3分のコンパネを取り付けで金具をつけました。 アンテナの頭の素子は壁面に
ぶつけています。 単純に高さが足りないようです。 (片流れ指し掛け屋根部分の傾斜)
GI内に遅延は納まっています。 主波と遅延のD/Uは20dB以上確保できているので、
しばらくは問題ないと思います。
東京波はUSL-19Dを使用します。 小型アンテナ電圧は殆ど同じです。
UU混合します。
増幅部は点検口のすぐ上に設置しました。 調整がし易いように。
今回は木材の加工取り付けがありましたので、このキャンペーン用のブースターを
使用して、差額がでないように施工させていただきました。
こちらに電源部を取り付けしました。
最後にTV端子で測定します。 ↑↓
東京波側はATT-10dBです。 追加でー6dBを入れたらMXのCNRが悪くなった為、
やはりATTの追加はやめておきました。
極端に電波が弱い放送局との混合工事の場合は、ATTでバランスをとるのではなく、
弱いチャンネルの電波をプリアンプで増幅して揃えてあげるのが正解ですが、
金額も高くなってしまいますので、難しいところです。
今回CNが25dB以下の場合はUU混合工事をお断りさせていただきましたが、
26dBありましたので、保証外ですが施工させていただきました。(1年は保証します。)
障害がおきたら上部の反射素子を取って、アンテナ本体を高くして測定してよくなれば、
切断するのも手かもしれません。
いつも弊社にご依頼いただきまして誠に有難うございます。
今後とも、またありましたら宜しくお願いいたします。