最近買った本
田中 芳樹著『霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿』
毎回、伝説の生物と対決するお涼さんですが、今回は違ったせいか、いつもより大人しめでした。
ついでにいうと私はお由紀さんの方が好きです。
更に言わせて頂ければ、同じ出版社から出ている『創竜伝』はどうなっているのでしょうね??
始まった時は、年上だった始と続は遙か年下になってしまいました。
ゲームネタをしっかり読んでくれている人は誰でも予想が付くとは思うけど、私は続がご贔屓です。
借りた本
藤田 雅矢著『星の綿毛』
作者さんは農学関係の研究所で穀物の品種改良をやっている方だそうですが、この作品にはその経歴が非常に影響を与えています。
舞台は砂漠の惑星。ここでは「ハハ」ちと呼ばれる巨大装置が、あれた大地を耕し、種子を捲きながら移動し、村人はその移動に合わせて生活しています。
農作物以外の物はトシとムラを結ぶ交易人が運んできます。
トシに憧れるムラの少年ニジマダは、ムラにやって来たツキカゲという交易人に付いてムラから離れ、トシに向かうのでした。
そして、トシで出会ったのは…。
前半のニジマダがムラを出てトシに着くまでは、結構好きです。
が、後半は~。
最近、途中まではファンタジーだったのに最後はSF設定というパターンにばかり出会って、食傷気味なので盛り上がれなかった。
違う時に読めば、もっと感動できたと思う。
鯨 統一郎著『ふたりのシンデレラ』
何気なく手にとって、最初の文章を見たら、心惹かれたので借りてみました。
引用してみます。
「わたしはこの事件の証人です。
同時に、犯人です。
そして、犠牲者でもあります。
それどころか、探偵役でもあります。
加えて、ワトソン役も務めます。
もちろん、記録者でもあります。
さらに、濡れ衣を着せられる容疑者でもあります。
最後に、共犯者でもあるのです。」
こんな文章を書かれたら、読みたくなってしまいますよ。
一体どうやってこれらの条件を満たすのか?気になりますよね。
ある劇団の合宿中起きた殺人事件を取り扱ったお話です。
文章を丁寧に読めばオチが途中で分かるかも。
私は勢い込んで読んでしまったので、分からなかったです。
池上 永一著『風車祭(カジマヤー)』
池上さんはこれまで、「シャングリ・ラ」、「レキオス」、「ぼくのキャノン」で紹介しています。
後ろ二つと同じく沖縄を舞台にしたファンタジーです。
そして、どの作品にも出てくる強烈な個性の持ち主が勿論出ています。
風車祭(カジマヤー)というのは沖縄の数え97歳を祝うお祭りのことです。
たくさんのカラフルな風車をオープンカーに飾り付けパレードをするそうです。
ある日、226年も島を彷徨っている少女ピシャーマのマブイ(魂のようなもの)に出逢った武志は、そのショックで自分のマブイを落としてしまいます。(マブイは落としてもすぐ死ぬことはありません。戻せば大丈夫らしいです。ただし長期にわたって放置すると死に至るらしいです。)
そして、この島には幼い時からカジマヤーを迎えることに執念を燃やしているフジというオバァが居ました。
ピシャーマは何故、マブイとなって長い時を彷徨うことになったのか、そしてその理由が分かった時、島は危機に陥っていた。
武志のピシャーマへの恋は実るのか?
オバァは無事、カジマヤーを迎えることが出来るのか?
笑いと涙のファンタジーです。
田中 芳樹著『霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿』
毎回、伝説の生物と対決するお涼さんですが、今回は違ったせいか、いつもより大人しめでした。
ついでにいうと私はお由紀さんの方が好きです。
更に言わせて頂ければ、同じ出版社から出ている『創竜伝』はどうなっているのでしょうね??
始まった時は、年上だった始と続は遙か年下になってしまいました。
ゲームネタをしっかり読んでくれている人は誰でも予想が付くとは思うけど、私は続がご贔屓です。
借りた本
藤田 雅矢著『星の綿毛』
作者さんは農学関係の研究所で穀物の品種改良をやっている方だそうですが、この作品にはその経歴が非常に影響を与えています。
舞台は砂漠の惑星。ここでは「ハハ」ちと呼ばれる巨大装置が、あれた大地を耕し、種子を捲きながら移動し、村人はその移動に合わせて生活しています。
農作物以外の物はトシとムラを結ぶ交易人が運んできます。
トシに憧れるムラの少年ニジマダは、ムラにやって来たツキカゲという交易人に付いてムラから離れ、トシに向かうのでした。
そして、トシで出会ったのは…。
前半のニジマダがムラを出てトシに着くまでは、結構好きです。
が、後半は~。
最近、途中まではファンタジーだったのに最後はSF設定というパターンにばかり出会って、食傷気味なので盛り上がれなかった。
違う時に読めば、もっと感動できたと思う。
鯨 統一郎著『ふたりのシンデレラ』
何気なく手にとって、最初の文章を見たら、心惹かれたので借りてみました。
引用してみます。
「わたしはこの事件の証人です。
同時に、犯人です。
そして、犠牲者でもあります。
それどころか、探偵役でもあります。
加えて、ワトソン役も務めます。
もちろん、記録者でもあります。
さらに、濡れ衣を着せられる容疑者でもあります。
最後に、共犯者でもあるのです。」
こんな文章を書かれたら、読みたくなってしまいますよ。
一体どうやってこれらの条件を満たすのか?気になりますよね。
ある劇団の合宿中起きた殺人事件を取り扱ったお話です。
文章を丁寧に読めばオチが途中で分かるかも。
私は勢い込んで読んでしまったので、分からなかったです。
池上 永一著『風車祭(カジマヤー)』
池上さんはこれまで、「シャングリ・ラ」、「レキオス」、「ぼくのキャノン」で紹介しています。
後ろ二つと同じく沖縄を舞台にしたファンタジーです。
そして、どの作品にも出てくる強烈な個性の持ち主が勿論出ています。
風車祭(カジマヤー)というのは沖縄の数え97歳を祝うお祭りのことです。
たくさんのカラフルな風車をオープンカーに飾り付けパレードをするそうです。
ある日、226年も島を彷徨っている少女ピシャーマのマブイ(魂のようなもの)に出逢った武志は、そのショックで自分のマブイを落としてしまいます。(マブイは落としてもすぐ死ぬことはありません。戻せば大丈夫らしいです。ただし長期にわたって放置すると死に至るらしいです。)
そして、この島には幼い時からカジマヤーを迎えることに執念を燃やしているフジというオバァが居ました。
ピシャーマは何故、マブイとなって長い時を彷徨うことになったのか、そしてその理由が分かった時、島は危機に陥っていた。
武志のピシャーマへの恋は実るのか?
オバァは無事、カジマヤーを迎えることが出来るのか?
笑いと涙のファンタジーです。
私、最後まで犯人が判りませんでした(汗)作品の印象は「古典的」このトリックは、これでもう使えないですよね。この方の作品を何冊か読んだのですが、どれも如何にもサスペンス劇場の原作になりそうという印象を持ちました。
私も続ーーーーーーー!!!!(眼鏡クールビューティ・・・/笑)
お涼さん最新刊、出ていたの知っていたのですが結局買いませんでした。
お由紀さんが報われたら、もっと読む気がするのになぁ・・・!
因みに私は涼子派です(笑)。
創竜伝も途中までは読んだのですが、今はどうなっているのやらさっぱりです。
そしてこちらの方は終派です。
私も犯人を当てるのは苦手です。
と言うより、考える前にドンドン読んでしまっています
このオチは現代ならでは…ですよね。
鯨さんの作品はこれが初めてなので、また借りてみます。
>水瀬さん
はい、やっぱりですよ。
今回はお涼さんがいつもより大人しいせいか、お由紀さんはそれ以上にひっそりと。
代わりにジャッキーが活躍してますよ。
愛好家の全国大会があってます。
>天羽さん
そうか~、天羽さんはお涼様がお好きですか~
漫画もお持ちとは、かなりのファンでいらっしゃるのですね。
田中さんの作品は色々持っていますが、きちんと終わったのが少ないですよね。
アルスラーンとかタイタニアとか、他にも地球儀のとか。
(正式タイトルを忘れた)
中国物も結構ですが、シリーズをきちんと終わらせて欲しいです。