主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2011-02-08 10:41:56 | 読書
柳 広司著『最初の哲学者』
この所出されている作品とは、全く毛色が変わってギリシア神話&ギリシアの人物をモチーフにした作品集。
ギリシア神話がモチーフになる作品は多いですよね。

ジョジョが出ている分まで読み終えた私達親子は、最近「聖闘士星矢・冥王神話 THE LOST CANVAS」を読んでいますよ。
息子が提案してきた。
星矢が出なくてもタイトルには名前が出るんだね。

子供は受験生ですが、本や漫画を読むのを渡しからはあまり止めません。
というのは私の経験があるから。

高校入学試験の数日前に本を買ったのですよ。
で、一応試験前だからと読まずにおいておきまして。

そして、国語の試験。
四字熟語が幾つか問題に出ていて、どうしても1つだけが思い出せない。
□路整然
あああ、なんだっけ、なんだっけーーー。
結局、試験を終えても思い出せず。
まあ、いいや、どうせ2,3点だろうし。
終わったから気兼ねなくこの前買った本を読もうっと。
帰宅後、読む。
数十ページ読み進めると。
ん??
今、何か引っかかったぞ。
「理路整然と~~~~」
あああああああ!こんな所で使われている!!!
我慢せず読んでおけば!

ということがありまして。
私は一生忘れないよ、理路整然。本のタイトルもしっかり覚えている。(が、言わない。年がばれる)

まあ、こういうドンピシャは無いにせよ、何かに繋がるかもしれませんからね。


有川 浩著『三匹のおっさん』
定年退職後、近所のゲーセンに再就職した剣道の達人キヨ、柔道家で居酒屋の元亭主シゲ、機械好きの頭脳派で工場経営者ノリ。
「三匹の悪ガキ」と子供の頃に名を馳せていた3人は、キヨの再就職先で起きた事件をきっかけに、こっそりご町内限定正義の味方をやることに。

有川さんのベタベタ恋愛物もたまには面白いですが、こういう作品も楽しく読めました。
是非、色んなジャンルに挑戦して戴きたいものです。

本多 孝好著『チェーン・ポイズン』
前回の『Story Seller』の作品が気に入ったので、借りてみました。
誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた、謎の人物からのささやき。「本当に死ぬ気なら、1年待ちませんか?1年頑張ったご褒美を差し上げます」それは決して悪い取り引きではないように思われた―。
「Google ブック検索」より

自分がインタビューをした悲劇の主人公的な人物(耳が聞こえなくなった天才音楽家。妻子を惨殺された夫)の毒による自殺が続いた。
しかも、その絶望が訪れた時ではなく、そのしばらく後に自分がインタビュー出来る状態になってから、更に1年以上も経って。
しかもその毒は決してありふれたものではなかった。
この2つの自殺と、普通のOLの毒による自殺は何か関係が有るのではないか。
雑誌記者である主人公は調べ始める。

ダマされる気満々で読んでいても、途中であれっと思わされましたが、最後までしっかり引き込まれました。
正直言えば、少々気を重くさせられましたけどね。
ちょっとしばらくは、この方の作品を読もうかな。
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