ジーコ日本、優勝おめでとう! セットプレーもしっかりと決まり、最後まで攻めの手を緩めないようなメンタルもがっちりとして、実に見ごたえのある試合だった(最後の15分しかちゃんと見て無いけど)。
と、それはいいのだが、中継を見ていて、選手が熱く正面から闘っているのに対して、実況の下品なこと。
ファウルぎりぎりの攻防に対して「ずるい手を使ってきますからねえ」とか、マリーシアもテクニックと言われるサッカーの国際大会で身びいきにも程がある。終了直前の3点目を入れた所で「勝った勝った」と大はしゃぎする実況なんざウザ過ぎる。サポーターが騒ぐのはいいんだよ、応援に行ってるんだから。実況は片方に肩入れしすぎちゃいかんし、選手はまだ気を抜かずにピッチで駆けずり回ってるのに、いち早く気を抜いてどうするよ。まあ、ファンとして嬉しいのは判るけど、仕事しろよと言いたい。
更にどうしようもないのが終了後のインタビュー。川口に対して「準々決勝の奇跡は凄かったですねえ」って、奇跡じゃなくて才能と練習の成果だろうがよ。「奇跡のような素晴らしいプレー」というのと、「奇跡」じゃえらい違いだ。「あんたの実力を考えるとあれは奇跡だろ」と言ってるのと同じじゃないか。失礼だよなあ。