おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

リリース

2024年01月19日 | レッスン

ピアノは同じ音を続けて弾くのが難しい楽器です。

鍵盤を上にあげてからまた下ろさないと、次の音は綺麗に鳴ってくれません。

ここでの話は連打のことではなく、4分音符のリズムで弾く程度のことです。


生徒さんのレッスンで、同じ音や同じ音が和音に入っている時に、たいてい後の音が汚くなります。

前の音をちゃんと離してから次の音を下ろせば良い、とよく言うのですが、なぜか前の音が離せない人が多く、謎。


最近拝見したイリーナ先生のミラちゃんのレッスンで、同じことを注意されていました。(2’57”から)



イリーナ先生が「どうしてあなたは時々音が鳴らなくなるのかというと」と言った後、「you're not releasing and you're not letting the key go」と仰っています。

それを聞いて、
「リリース、という表現は良いかもしれない」と思いました。                   

小学校高学年以上の大人の方を含めた生徒さんに、同じ音が続く時に前の音を離していないために次の音が上手く弾けずにいた生徒さんがちょうどいたので、「リリースする」と言ってみました。

そうしましたら、「離して」で効果なしだったものが「リリース」で効果発揮!


今週、4人の生徒さんに使ってみましたが、今のところ全員離せています。

なぜでしょう・・

解き放つ感があるのでしょうか・・

それなら、「解放!」でもいいのかな?

きっと、ダメだな。
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