とても久し振りに生徒さんの演奏を録画させて頂きました。
「不思議な音の国 下巻」を昨年10月頃に修了し、Die Russische Klavier Schule 1(DRKS1)に進みました。
新しい本に入って間もなく、発表会の曲の練習に入り、4カ月半くらいこの本をお休みしました。
発表会のあと気が抜けてしまい、しばらくはかどりませんでしたが、夏休み中に気合いを入れ直しました。
DRKS1に入り何曲目の曲か確かではありませんが、5~6曲目くらいになると思います。
ショスタコーヴィチの「マーチ」を夏休み中に練習しました。
この曲は最後がなかなかの難しさ。
中間部も突然、脈略のないような音でチンプンカンプンになる生徒さんが少なくありません。
音の読み方が間違っているのか?と心配になったりします。
私はここで「これは、先生の笛の音」と言っています。
みんなで行進していたら、途中で道草し始めた子たちがいて、先生が「そこー、列に戻ってー」と笛を吹いているのではないかと。
最後の不思議な音も、列に戻ったものの、また列から外れそうになりかけながらちゃんと戻って来ている様子、と話しています。
ショスタコーヴィチらしい音使いです。
このような曲もこの曲集には載っています。
グバイドゥ―リナまであります。現代曲が多いわけではなく、バロックの舞曲も良い具合にあります。
エチュードもありますし、少しですが連弾もあります。
バレエを習っている生徒さんにはお馴染みの「眠れる森の美女」のワルツが連弾で載っています。
本当に重宝していたのですが、円安で保護者の方に買って下さいとは言えなくなりました・・