おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

音が増えてくると

2023年10月24日 | 不思議な音の国

「不思議な音の国」は、真ん中のドから反進行で音が増えていきます。

ミラちゃん、ト音記号のドレミ、ヘ音記号のドシまでは割りと良かったのですが、ヘ音記号のラが加わってから少し混乱気味。

今回の動画は第18回ですが、前回からあやしくなっています。
指使いも見られなくなってきています。


これは誰にでもあることです。それにミラちゃんはまだ4歳。
ひとつずつ音が増え、鍵盤のドレミの位置もちゃんと覚えられていて、そしてかなり丁寧にレッスンが進められ、何度も過去に弾いた曲を復習していても、楽譜を読むことがこの年齢のお子さんには容易なことではないことがわかります。

前回から更にイリーナ先生は丁寧に音の読みをレッスンされていますが、この回もそうされながら一言注意されています。

「私はあなたが考えてから答えてくれることをいつも望んでいます。まず質問に集中して下さい。当てずっぽうがときどき当たることもありますが、それは正しい答を覚えていないからです。」

4歳のお子さんにこの言葉を言いたくとも、「まだ小さいから」と私は言えないことがよくあります。そして、どの先生もあると思うのですが、自分の教え方が良くないのだろうと。

そうして、そのうち分かるようになる、と思っていると分からないことが山積みになって行くのです。

言うべき事は言わなければ、と動画を拝見していて思いました。
小さなお子さんでも赤ちゃん扱いされることを嫌う欧米と、子供の方は自分はもうお兄ちゃん・お姉ちゃんだっ、と思っていても親がそう扱わない日本では状況が異なるかもしれませんが、一人前として認める態度は必要です。

英語版では、ミはEagle 、ラはAntにキャラクター設定されています。英語の「E」「A」は発音が似ているので少し混乱するのかもしれません。

日本版は「ミミズク」と「ライオン」です。

丸の位置の認識と文字の認識、発音の認識がピタリと揃うと本人が分かってくるのだと思います。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« しだれやなぎとペンギンのあたま | トップ | 音当て »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

不思議な音の国」カテゴリの最新記事