おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

作曲家を知ろう!ラヴェル

2023年05月05日 | 作曲家を知ろうシリーズ

今月、生徒さんに聴いてもらう作曲家はラヴェルです。

ラヴェルなんて知らないだろうと思いましたら、確かに知らない生徒さんの方が多かったのですが、「学校の音楽の先生が一番好きな作曲家」という生徒さんが出現。

おー、学校の先生ありがとう、です。

何がきっかけであれ、作曲家の名前が耳に入ってきていると、このシリーズでその作曲家に出会った時に記憶に残ります。

他には、吹奏楽をしている中学生がボレロを知っていて、しかもトロンボーンが出てくる時にいきなり高い音で出てくる。トロンボーンが高い音でいきなり吹くことは珍しい、と話していました。

流石、吹奏楽部!


学生の頃、私はトロンボーンの伴奏をしておりました。
声楽、ヴァイオリンと掛け持ちで、時々伴奏者がいないなんて人の伴奏もしておりました。2台ピアノや連弾も常に弾いておりましたので、あの頃一体何曲練習していたのだろうと思います。

アンサンブルは楽しいです。

卒業して10年くらい経った頃にあったコンサートの伴奏で、ビックリしたことがありました。

急に頼まれた声楽の伴奏で、20曲くらいありました。
その中に、最後に会場のお客様と歌う合唱曲がありました。

初見でも弾けるだろうという伴奏だったのと、本当にその曲をやるかわからないという話でしたので、リピートのチェックをしてサラッと何度か弾いて本番を迎えておりました。

本番でその曲を皆で歌うことになり、前奏を弾きました。
ピアノでメロディーを弾くのはこの部分だけで、あとは和音を弾くだけでした。

が、そのあと伴奏を弾き始めたものの、歌と伴奏の音が合わない・・
え?なに?

小節がずれてるのかな?
別の曲なのかな?
いや、皆さんが歌っている旋律は楽譜にあるものと同じ。


え?どーゆーこと??

私が違う小節を見ているのか?

どうであれ、このまま楽譜通りには弾き続けられません。


皆さん合唱部かと思うようなお上手さ。
これは旋律を弾きながら伴奏を付けるしかない。
幸いコードネームが付いていたような気がしますが、適当に創作して弾きました。

今でしたら狼狽して終わる可能性大ですが、若かりし頃は怖いもの知らずです。

この事実を誰も知らないので、自分で自分を褒めました。
よくやった、私。


と言うか、1回位歌いながら弾いておけよ私、でした。


ラヴェルから話がだいぶ逸れました。

トロンボーンの曲でとても好きな曲があります。トロンボーンの最高音を出さなければいけないらしいので、この曲の伴奏をしたいとリクエストをすると拒否される曲です。

サンサーンスの「カヴァティーナ」


今、聴いてもイイ曲です。カッコイイ


忘れるところでした。ラヴェル。

ラヴェル | Composer Sakkyokuka

Composer Sakkyokuka

 
コメント
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