お昼にピアノコンサートを聴いてきました。
今年はこのコンサートが私にとっては最初のものとなりました。
ピアニストは福間洸太朗さん。
彼の演奏を生で聴くのは初めてです。
お話の上手な好青年です。そして、安定した演奏。
弱音が美しく、変な癖がなく自然に聴けました。
前日、youtubeにラフマニノフの前奏曲について解説したものを上げたそうで、見かけてはいたのですが拝見してはいないので、あとで見ようと思います。
知らなかったことで勉強になったのが、Op.32の最後の前奏曲にOp.3の「鐘」のモチーフがこう使われていると話して下さり、Op.3、23、32の24の前奏曲が最初と最後で繋がっていると。
そうだったのか、ラフマニノフやるな、と思いました。
ラフマニノフの前奏曲を聴くのは東京春祭のギルトブルク以来でした。
福間さんの演奏を聴きながら、最後の曲のそそり立つような音に圧倒されたのを思い出しました。
このお2人、確かお知り合い同士だったと思います。一緒にデュオのコンサートをされたことがあったと思います。
今あったら、絶対に聴きに行くのに・・
ないかなぁ・・
やってくれないかなぁ・・
今のお若いピアニストは上手い方が多いです。
奏法が良いので心地よく聴けますし、音楽に集中できます。
日本人の耳も過去と現在では随分変わってきました。
こちらがコンサート前日に上げられたもので、各曲に福間さんがご自分で副題をつけられています。