UFOを思わせる形状の 「 彦徳甲塚古墳 」
墳丘と周溝の段差がハッキリと解かる
周溝を上から見るとV字になっているのがよく解かる
福岡県の指定史跡となっている 「 彦徳甲塚古墳 」 は、
墳丘の直径が約29mの円墳で、甲塚地区では2番目に大きい古墳である。
UFOを思わせる墳丘の高さは約7mで、まわりに二重の周溝がめぐらされていて、
周溝を含めた古墳全体の大きさは直径56mをはかる。
内部の発掘は行われていないが、周辺の古墳の例から見て、
横穴式石室が築かれているのではないかと推定される。
この古墳は、その外観が雄大で兜を伏せたような形を連想させることから、
「 甲塚 」 の地名の由来になったと言われている。