
筑後鉄道軌道橋

上流側から見た軌道橋

壁石と橋台部分


輪石頂部

最初の探訪の時の輪石部分

2年前の探訪時、竹や倒木に覆われた下流側から見た軌道橋

2年前の探訪時、軌道橋そのものを倒木や潅木に覆われて全景を見渡せなかった

線路が架かっていた桁橋の橋台跡

橋台と線路幅をあらわす桁

かつて逆谷駅があったと思われる場所

線路が敷かれていた場所

軌道橋から見た下流側

軌道橋の下を走る国道210号線
所在地 / 大分県日田市高井町
架橋 / 明治40年ごろ
石工 / 不明
長さ / 22.0m 幅 / 3.6m
拱矢 / ? m 径間 / 6.0m
環厚 / 50㎝ 単一アーチ
2年前にここを訪れた時は、国道210号線沿いにあったにも関わらず、
竹や倒木に覆われて見つけ難かった場所である。
最初に探訪に来た時は、倒木や木々でその姿を写真に収めるのが大変だったが、
7月の豪雨で、谷にあった倒木や木々が一掃され、
軌道橋がきれいに見えるようになっていた。
歩くのが大変だった倒木や木々が、スッカリ姿を消したということは、
巨木や岩を押し流すほど凄い勢いで水が流れたということであろう。
こうして一度探訪したことがある橋でも、
近くを通れば立ち寄ってみたくなるものである。
それは、 “ 我が子に逢いに行くような気持ち ” にも似て、
うれしいものである。
筑後鉄道は元来、筑後川の左岸を通じていた。
その鉄道の軌道橋として架設されたものである。
この場所は旧・逆谷駅があったといわれている場所で、
下からかなり高い位置に鉄道が通っていた。
橋脚は壁のように高く築かれており、
アーチはきれいな馬蹄形をしている。
筑後鉄道軌道橋へのアクセス
筑後鉄道軌道橋は、国道210号線の加々鶴トンネル手前の右の竹やぶの中にある。
周りが竹や木々に覆われているため見つけ難かったが、
現在は水害で軌道橋の下部の倒木や木々などが流されてきれいになっているので、
国道から下に降りると谷から見る事が出来る。
駐車は、橋の下の広くなった場所に駐車した。
この日の行程、 「 道の駅・原鶴 」 ー 「 道の駅・うきは 」 ー 「 夜明大橋 」 - 「 大肥橋 」 - 「 筑後鉄道軌道橋 」