ラクダの背のようにこんもりとしたグスクの全景
グスク周辺
伊津部勝グスク入り口にある伊津部勝バス停
伊津部勝グスクの遠望
グスクへ開かれた入り口
主郭は、かつてはお寺があったゲートボール場跡
広場の奥に掘り切りがある
伊津部勝グスクは奄美大島の東、
名瀬の伊津部勝集落の外れのこんもりとした
標高23mの小高い丘に築かれたグスクである。
以前は、グスク内にはお寺があったと聞いたが、
その後ゲートボール場として整備されている。
だが、そのゲートボール場も現在は使われておらず、
広場には草が生えていた。
その広場の奥に堀り切りがあった。
グスクの登り口付近から徳之島の亀焼き(カムィヤキ)土器片や
中国南宋の玉縁口縁などが出土している。
これはグスク時代初期に特定できる遺物であり、
このグスクは12世紀後期から13世紀初期のグスクだと推測できる。
伊津部勝グスクへのアクセス
伊津部勝グスクへは、国道58号線を朝戸方面に進み、
朝戸トンネルを出てから朝戸集落から左に曲がって
伊津部勝集落のバス停へ入ったところにある。
駐車は、グスク入り口の橋の上に駐車した。