「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

「 老いることは、生きること 」  自立の考え方。

2014-02-25 21:48:41 | 介護関係
介護保険制度や成年後見制度


高齢になると、足腰が弱って自由に活動できなくなったり、
自分一人では十分な判断が出来なくなったりするため、
自分の望むような生活を送ることが困難になる。
その結果、高齢者の自立が損なわれ、
ひいては人間としての尊厳が脅かされることにもなりかねない。

このように高齢期になると心身の機能が低下するため、
高齢者が自立した生活を送るためには、
個人の努力だけでは限界があり、高齢社が望むような生活を送れるようにするための
社会的な支援が必要となる。
この自立支援のための社会制度として、介護保険制度や成年後見制度などがある。



自立を基本とすることは、個人の 「 尊 厳 」 を基本とすることだ。


自立には、人格的自立だけではなく、経済的自立、社会生活における自立、
日常生活における自立などがある。

そして、 「 自立 」 と言う考え方の基本には、個人を尊重する考え方がある。
社会における価値の根源は個人にあると考え、
何よりも個人を尊重する考え方を 「 個人主義 」 と言い、
これを基本として、他者との関係に着目して表現したのが 「 自立 」 である。

つまり、自立を基本とすると言うことは、個人の尊厳を基本とすることである。



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