「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

大分県本耶馬渓町  「 要 橋 ( かなめばし ) 」

2017-08-11 11:45:06 | 大分の石橋



下流側からの眺望










上流側からの眺望








上流側をコンクリートで1.5mほど拡幅している








半円のアーチの径間は5.2mと広い







石組みが露出している下流側の輪石と壁石








以前の壁石の上に新たに積まれ、一段かさ上げされている。








輪石の内側はしっかりと目が詰まっている









お互いすり合わせになった壁石と輪石の橋脚部分








拡幅にあわせて通路部もコンクリートで施されている






所在地 /  大分県中津市本耶馬渓町西谷 ・ 西谷川
架橋  /  大正8年~9年
石工  /  不明
長さ   /  8.0m  幅   /  3.6m
拱矢  /  2.3m  径間  /  5.2m
環厚  /  40 ㎝   単一アーチ



要橋は、西谷川の上流にある要集落の入り口に架かる橋で、
以前は石組みが露出した橋であったが、
最近コンクリートで補強・拡幅工事が行われ、
上から見た目には普通の橋にしか見えない。
現在の通路部はかさ上げされており、
その上がった分だけの石が新しく積まれている。
やや幅広い半円のアーチはしっかりと組まれ、石橋の趣を出していた。
また、橋名の要橋は要集落の入り口にあることで呼ばれた名前で、
仮称である。



要 橋へのアクセス
要 橋へは、県道667号線を西谷川に沿って行くと西谷郵便局がある。
そこから更に上流に1キロほど行くと左に下りる脇道があるので、
そこを入って150mほどの場所になる。
駐車は、橋のそばに駐車した。


この記事についてブログを書く
« 今、頑張れ!を言いたい人は... | トップ | 沸騰ワード ・ 魅力あふれ... »