ボクは琉球という名がつくものが好きだ!
だからリュウキュウサンショウやリュウキュウアサガオを買った。
青紫のリュウキュウアサガオもいいが、
リュウキュウサンショウの葉の艶々した輝きはもっといい。
■学名:Zanthoxylum beecheyanum
■別名:リュウキュウサンショウ(琉球山椒)、沖縄山椒
■科・属名:ミカン科サンショウ属
■原産地:沖縄、小笠原
■分類:常緑低木
■寒さ:非耐寒性
■花言葉:健康、魅惑(サンショウ)
リュウキュウサンショウは、沖縄の岩場などに自生しているサンショウというが、
リュウキュウマツやトラノオは見る事はあっても、
リュウキュウサンショウは見たことがないのである。
リュウキュウサンショウは内地のサンショウと同じように葉に匂いがあり、
「 山椒は小粒でもピリリと辛い 」 ということわざがある、あの山椒と同じである。
内地のうな重などの薬味と同じように、沖縄でも香辛料として使われている。
沖縄の香辛料といえば・・・
以前沖縄へ行く時に、競馬専属のプロカメラマンのケントさんから
「 ピパーツという香辛料を買って来て! 」 と頼まれたことがある。
どんなものかと、同じ物を買って帰ってラーメンにかけて食べたが、
タイかビルマか、そこらへんの国のような、お香の香りがして食べれなかった。
慣れればヤミツキになる人も多いそうだが、ピパーツには馴染めなかったな。
話が逸れたが、
山椒の由来は、サンショウクイ ( 山椒食 ) という鳥がいるらしい。
その鳥が、山椒を食べるというのではなく、
サンショウクイの鳴き声が 「 ピリリリリ 」 というように鳴くので、
まるでヒーハーと、 「 辛い山椒の実を食べた時のようだ 」 という理由で、
名付けられたそうである。
沖縄に生息するリュウキュウサンショウクイ ( 琉球山椒食 ) という鳥もいて、
同じような鳴き方をするらしいが、こちらも見たことがない。
これは蛇足だが、最近うちの近くにキツツキがやって来て、
カン!カン!カン! と機関銃のように突いて音を発する。
見てみたいが、なかなか見れないものである。