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社会科教育法の授業(グループワークについて;W大学;2014年5月30日)

2014-06-01 10:39:47 | 日記

こんにちは。

今日は先週30日の社会科教育法(W大学)の授業内容をご紹介します。
テーマは「グループワーク」です。

1【講義】グループワークの特徴

・内容だけではなく、方法・過程も重視する
・チョムスキー「本当に大事な仕事はたいてい協力の下に行われる」(ジャレド・ダイアモンド 他『知の逆転』)
・コミュニケーション能力、参加することの楽しさ・難しさ、セルフエスティーム(自己肯定感)、主体的な学習、メンバー相互の高めあい(他人も成長、自分も成長)
・欠点:しばしば大がかりになる→時間不足のおそれ

・グループワークの代表として「ジグソー法」について説明

2【演習】「ピラミッド」を実践
・「ピラミッド」:出された課題について自分の考えを4枚の紙にかく→4人、16枚の紙を集める→それをピラミッドのように階層にならべる。下がそれほどでもないもの、上が大切なものになるように並べる。(共同による思考の可視化が目的)
・今回は「織田信長がもっとも重視した政策はなんだろうか」といった社会科の内容ではなく、「社会科の授業で大切なことは何か」で実施しました。

3結果
・きれいなピラミッドにならないグループが多かった。




↑ こんなふうに並べます。


↑ ピラミッド形になりません。


↑ ピラミッドにすることだけがすべてではないので、これはこれでいいと思います。


↑ これは比較的きれいになりました。








↑ 板書の練習もかねて、一番大切なものを書いてもらいました。

このほかに、「学習指導案の書き方」を30分程度説明しました。

今日も来てくださってありがとうございました。


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