お良しなさい日記♪

三浦半島からこんにちは!

お良しのお正月2017 その3

2017年01月07日 12時51分33秒 | おでかけ旅がらす・三浦半島編

 はい お正月から早1週間たちましたが、お良しは4か所も神社へ出かけてしまったので、ブログはいつまーでもお正月気分です

写真は、お隣り、三浦市にある『諏訪神社』の境内にある、『琴平神社』の小さな社殿正面にかかっている、左はカラス天狗かな?右はナントカ仙人 という木のお面です。お良しは、この地へ引っ越してきて、初めてこのお面を見たとき、特に カラス天狗さまの方が、ビビッと気に入ってしまいまして、会いに行くのが楽しみになりました。たぶん、お良しは、岩手県遠野市を何回も訪れていて、その伝承・民話の世界に、これ、生まれつきだと思うのですが、波長が合って強く惹かれるところがあり、『遠野物語』(遠野に伝わる民間伝承を、民俗学者の柳田國男がまとめたもの)に出てくる 天狗さま をこのお面に感じ取っているのだと思います。雨ざらしなのが、唯一の気がかりです。だんだんとボロボロしてきている気が・・・。

諏訪神社は、海岸からまっすぐな道をずーっと入ったところにあります。お隣りの三浦市にある、と書きましたが、横須賀市の最南部にあるお良し宅からは、15分ぐらいで歩いて行けます

はい、正面にご到着。日の丸が立っていますね。お良しが子供の頃は、祝日というと、多くの家の玄関先に、道に斜めに飛び出すように、日の丸の国旗が飾られたものでした。住宅地の道の両側に、日の丸がずらーっと並ぶ風景は、子供心に晴れやかなものでした。

広い階段を上がります。あ、この階段は、本殿へ上がる、2段目の階段でした。この下に、もう一段階、階段があり、上ったところが広場です。

その上がったところの広場には、大木が多くありますが、中でも、社殿に向かって右側にあるこの巨木 は、『三浦半島 名木巨木五十選樹』 という看板が立っており、俗称「なんじゃもんじゃのき」、樹名「ホルトノキ」(ポルトガルから渡来したことにより名称されたる由、と書いてあります)、日本名「もがし」

という木だそうです。看板を見るまでもなく、一目見て、「うわぁー太くて大きな木ぃ~」 と思いました。幹には近づけないほど、根っこが地表に張り出しているので足場が悪く、お良しは根に触って、良い気をもらいました

「なんじゃもんじゃのき」は、三浦半島にはたくさんあるようで、三浦市の三戸浜海岸入り口にも大木があり、紹介看板が立っています。それこそ、三戸浜集落の入り口なので、`結界’とでもいうんでしょうか?村の入り口という目印なのかもしれません。

もう一回、階段を上がったところに、本殿があります。おおー、彫り物の龍の眼光鋭いこと 

お賽銭箱の上に、誰かが捧げたのか、折り紙の赤い鶴が置いてありました。ステキ

本殿のほかにも、様々な神様が祀られていましたが、こんな小さな神様・・・。写真で見て気がつきましたが、葉っぱの上に、何か白とオレンジ色の、何かなぁ?お供えしてありますね。

古そうな神様。

この階段の上が、最初の写真の、『琴平神社』の、カラス天狗さまのお面がある場所です。

カラス天狗さまの後ろは、もう、すぐ、京浜急行電鉄の電車の線路です 本当は赤い電車です。

本殿を背にして振り向くと、まっすぐな参道の向こうに、海(東京湾)が見渡せます。

家への帰り道、これは、武山(たけやま)のお不動様の庚申塚です。こんな路傍の神様にも、お正月飾りがちゃーんと。

武山という202mの山の上にある武山不動へ続く道には、東西南北、そこかしこに、‘前不動’ と呼ばれる、こういった道しるべのような石碑・・・といっていいのかな?立っているのですよ。

M幼稚園の入り口の、これは‘河津桜’ だと思いますが、日当たりがいいから、もう花芽がぷっくりはちきれんばかりに、膨らんでいました。1月3日ですよー 2月には咲き出しますからねー。

 

ここまでが、1月3日に行った、諏訪神社のお参りの風景です。

こうして、三が日に4か所の神社へ詣でてきましたが、みな、ながーい参道と階段、ながーい階段で高いところ、という立地にありました。お正月番組で、NHKの『鶴瓶の家族に乾杯』と『ブラタモリ』が合体して、二人で、千葉県の成田山新勝寺と、その界隈を巡っていましたが、その中で、新勝寺の本堂が、地形を生かして、下り坂の長い参道をくねくねと下り(くねくねしていることで、仏様をなかなか見ることができない、という心情を与える)、長い階段を、やっぱり何段階かで上らせて、ようやく本堂がバァーンと目の前に現れる!それで、神様仏さまは、ようやくたどり着けるありがたい崇高な存在、という念を抱かせる。という造りになっていると知りました。

お良しが訪ねた4つの神社は、すべてそのような神社でした。創建した昔の人の想いが、今もわかりますね。

 

変わって、7日、三浦海岸を歩いていたら、タクアン屋さんの庭先に、もうこんなに桜っぽい花が咲いていて、嬉しくなりました これから冬本番なのですが(三浦半島では、3月末とか4月頭とかに、ドカッと雪が降ることも、ままあります。そんなことがあると、もう春がやってきます)、なんだか今年は暖かい気候で、こうやってピンク色の花木を目にすると、春を期待しちゃいます 奥の倉庫には、大根が積んであるのがわかりますかね?葉っぱが見えています。

あー、そういえば、駅伝があるんだっけ。毎年この海岸道路を走りますが、車を通行止めにしていないので、排気ガスや、車との接近など、走者には気の毒なんです。

 おまけの写真 

三浦市のマンホール。真ん中は、たぶん、城ケ島に群れを成して生息している、ウミウ だと思います。周りは、やっぱり三浦半島南部に多く自生している、はまゆう の花です。横須賀市の花でもあります。(城ケ島は、三浦半島の先端にある島です。城ケ島大橋で結ばれています。橋の下には北原白秋の、`城ケ島の雨’の歌碑が立っています。)

 

・・・余談になりますが、城ケ島大橋の紹介HPを見ていて、建設当時のパンフレットというのに、「三崎漁港の昭和34年度の漁獲水揚げ高が、48億円以上」という数字を見て、ビックリ仰天しました。現在は、静岡県の清水や焼津に抜かれてしまいましたが、今でも、日本中の漁船がお魚を水揚げしてくれていて、横須賀市場へはもちろんのこと、築地とかへもトラックで運ばれて行きます。    三崎のマグロ、美味しいですよ 安くておいしいお店を見つけるのがコツです。地元の人が行くお店を教えてもらうといいと思います、お魚屋さんとかで。

 

 今日も、お読みいただいて、どうもありがとうございました