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お良しなさい日記♪

三浦半島からこんにちは!

胎児の時から“盆踊ラ~”

2007年08月29日 13時01分12秒 | 音楽のひろば
  “お祭りネタ”の記事が止まりません。去りゆく 夏・・・ を惜しんでいます。

  さよなら 夏の日~ いつまでも忘れーないよ
 雨にぬれながら~ 僕らはおとなに なって ゆくよ~

   (今日はまさしく、この山下達郎さんの唄のキブン)しくしく・・・




 もう7月のことですが、邦楽雑誌に載っていた CD『盆踊り決定盤集』(コロンビアミュージック エンタテインメント)を衝動買いしてしまいました! 中学生という多感な時期に参加した(半ば強制)地域の盆踊りで、踊りを教えてくれた女性の一人が とーーーーっても踊りが上手でカッコ良かったのです。今でもその方とはよくお会いしますが、キレがある踊り方で、水前寺清子さんみたいな雰囲気の踊り手さんでした。それがきっかけで テレビの民謡番組をよく見るようになり、原田直之さん・大塚文雄さん・三橋美智也さん など、晴れやかな歌声の民謡(盆踊り)にクラクラッと魅せられてしまいました。それに、何度も書くけれどお良しは なんたって母が行った盆踊りの翌朝に生まれてきたのですからネ お腹の中で踊りすぎて、へその緒が三重に首にグルグル巻きだったというのですから、タイヘンなものです。気合です
  

  私の住む地域の近頃の盆踊りって、「どらえもん音頭」とか、「ニッコリ音頭」とか、なんだか簡便な曲がほとんどになり、変わらずあるのは「炭坑節」だけ と、どうも あの昔のイメージと違ってしまいました。昭和40~50年代は「花笠音頭」、「相馬盆唄」、「お座敷小唄」、曲名はわからないけれど沖縄風の曲、など、艶っぽい踊りがたくさんありました。中学生にもその良さがわかったのだから、いくら子供の参加者を増やしたいからって、子供向けの踊りばかりにしたら、そういう曲でしか踊ったことのない子は 大人になったら盆踊りに来ないよねぇ? 子供を子供扱いしすぎてると思います(言い過ぎかな?)。でも もっと言えば、昔からの民謡を過小評価してると思いマスヨ ムスッ 

 で、このCDの感想ですが、

  「鹿児島おはら節」が名演だと思いました さすがプロの節回しの素晴らしさ・・・感動ものでした。

  「東京音頭」は原田直之さんの品のある声がいいですねぇ 踊りの輪が見えるようです。  いつしかみんなが一つになれるのが、盆踊りの良さですかねぇ・・・
 

行ってきました!国本武春さん

2006年12月23日 23時42分45秒 | 音楽のひろば
 本題に入る前に・・・・・
昨夜NHKーBS2で放送された音楽番組(3時間半生放送)『日本のフォーク&ロック大全集』をご覧になったお方はいらっしゃるでしょうか いやぁ~、なかなか良かったよー 司会は、NHKのこういう企画に必ず登板する赤坂泰彦さん! 登場したあまたの歌手の中で、私がヤンヤの喝采だったのは、高田 渡さんの若い時の映像と、筋肉少女帯(大槻ケンヂさん)の「日本印度化計画」という曲。オレにカレーを食わせろ! のフレーズが もう頭にこびりついて離れませんわ。イイ!
しかし、高田渡さんて、なんて人を引きつける力があるんだろうか・・・ もうショックなほど
 
 でも、村下孝蔵さんの「初恋」という曲に一番感動しました。聴いたことがある歌でした。なんかね、稲垣淳一・杉山清隆・小椋佳さんなどとも共通する音の印象でした。誠実そうな感じの人ですね、でも もうお亡くなりになっているそうです。映像を見ているかぎり、信じられません。


 ・・・・というところで、その感動とコーフン冷めやらぬうちに、今日12月23日、“ベイサイドポケット”へ、国本武春さんのお三味(しゃみ)を聴きに行ってまいりました   

 「うなるカリスマ」とか「シャミーマン」とか言われております。お題は『大忠臣蔵・漫遊』です。1時間48分にわたって、浪曲忠臣蔵をアレンジしたもの(ロック・バラード・ファンクのリズムで語る)や、いろいろな語り、三味線の可能性を魅せてくれました。掛け声とか振りとか、観客のこちらまで参加させられて(何度も練習させられる)、すごーく楽しかったです 漫談のようにおかしく笑わせたり、忠臣蔵の場面では泣かせたり、メリハリがきいていて さすがプロ!だなぁー・・と思いました。切腹直前の浅野内匠頭と片岡の別れの場面では私、ホントに涙を流してしまいましたよ。
 国本さんは、文化庁のお達しで、米国テネシー州に1年間留学して 現地発祥のジャズなどに接し(グリーングラス というバンドに三味線で参加)、芸の幅を大きく広げたんだそうです。だからあんなに三味線でいろいろなジャンルの弾き方ができるのですね。1960年生まれということで、ほとんど同世代。はぁ~・・・私も若い時からもっと真剣に何か一つことを極めようと努力しとくんだったよ。まぁ才能っていうのも関係しちゃうんだろうけれど、プロになれなくても、これっっていうものが身についていると 今とちょっと違ったのではないかと思ったりして。

 とにかく 国本さん、今日はどうもありがとうございました おつかれさまでした、感謝です 

 →★前回の 国本武春さんの記事へ

お良しの イチオシ 国本武春さん!

2006年12月05日 12時39分22秒 | 音楽のひろば
  今年その存在を知った、型破りな浪曲師、国本武春さんに注目しています。古典浪曲だけにとどまらず、三味線を自分で弾きながら、洋楽風に浪曲は演じるし、はたまた、三味線でロック・ソウル・ジャズ・各国の民族音楽などなど なんでもありぃの多種多芸。それがすべてサマになっているし、質が高い。

 私が この人を知ったのは、今年、NHKの番組でたまたま目にして です。三味線と自分の声で、浪曲から始まって、民謡調・ロック調・ソウル・ジャズ風、レイ・チャールズなんかもそっくりにうなってしまう、驚愕の芸に大驚嘆! してしまって、たまげて口を開けっ放しでした。歌う・・というより この日のは 「三味線で○○風に聞こえるようにうなる」というのを披露していたのです。笑いと 驚きで おなかがいっぱいでしたよ。

 今年12月23日、忠臣蔵を題材とした「よこすかベイサイドポケット」での公演もありますが、仕事で行けない・・・ せっかく近くに来てくれるのに残念!

 今日の東京新聞に 記事が載っているので、興味のある方はぜひご一読を → 国本武春さんの記事へ (ただし、3日間くらいで、新聞社がページを閉鎖してしまうので、お早く)

新聞記事が閉鎖されたお後は・・→ 国本さんの「くにもとブログ」
公式HPもありますね

市の民俗芸能大会を観てきました その③

2006年11月30日 12時26分08秒 | 音楽のひろば
  


 写真左(ご覧になっているPCによっては、上側に表示された方)・・・長井町飴屋踊り保存会(市指定無形民俗文化財)上演の 「 しらます(白枡)粉屋 」

 写真右(PC画面によっては 下側)・・・菊名あめや踊り保存会(神奈川県指定無形民俗文化財)上演の 「 白松粉屋 」

です。細かい描写は異なるとはいえ、名前が似て、シチュエーションは同じ。長い伝承の過程で、それぞれの地域で微妙な変化をとげてきた演目です。

 飴屋踊りとは・・・ 江戸時代の街頭の飴売りが、人寄せのために歌舞を演じたのが起源。昭和でいえば、紙芝居屋さんみたいですねぇ。

 この 粉屋のストーリーは・・・江戸末期、粉屋を家業にしていた商家の娘と、娘を慕ってなんとか婿になろうとする若者たちとが織りなす青春ロマン。 ← 解説文はパンフレットから写して書いています、私のオリジナルじゃありません。

 もいちど、お写真をよーくご覧あそばせ 長井町の方は、中学生の女の子二人が演じていて、菊名の方は、どちらかお一人は87歳という男性のご年輩お二人が演じておられます。

 長井町の長老がおっしゃていましたが、「菊名さんの踊りは、艶がある。うちのは、子供がやっているので 味がない。ただ、可愛いというところをみてほしい。大事な後継者です。」・・・確かに 菊名保存会さんの、ベテランの女形さんの はかなさ がある身のこなしと、男っぽいカッコよさがあった男役はとても良かったです。長井保存会さんの中学生も踊りはよく練習したんだろう、指導者もいいのだろう、とつくづく感じさせる演技でした。が、欲をいえば、セリフ・唄 、ハキハキ元気さと感情込めがあると 抜群に良くなると感じました。男役の中学生が、菊名さんの感想を尋ねられ、「ストーリー展開が違うところもあり、とても勉強になりました。」と答え、会場から感嘆の声と拍手があがりました。あんたはエライ

 それと、二団体とも、あの広い会場で披露するには、ベテランさんたちが謡う声が通らなくて残念。マイクはあるけれど、お年よりは声量が落ちているからよく聞き取れませんし、近くで聞くなら あれがあの民舞の本来の味だと思えるのでしょうが・・・、ちょっと残念だと思いました。


 もう一団体、『川間町内木遣り囃子保存会』が、20代~80代までの男衆による みごとな木遣りを披露してくれました。・・・が、その中に伯父さんみたいな姿を発見して、びっくりして聴き入っていましたら、写真撮影を忘れました。  あとで父に聞いたら、「それは兄貴のほうだ」ということで、私の知らない人でした 川間町では、最近若い人の参加が増えたそうで、古いといえども 連綿と受け継がれてきた芸能の持つ魅力が、見直されつつあるということは、私としてもたいへーんうれちぃわーん

 みんな!京都の祇園祭りや東北4大祭り・岸和田だんじり などにも負けずに、わが郷土の祭りも大事に誇ろうぞ






 ・・・・ふと思い出して よく見直したら、『川間町内 木遣り保存会』さんの、木遣りの写真はありませんが、祭り囃子の場面は撮ってありましたので、追加  しました! 笛のパートを4人で吹いているので、日本情緒あふれる 美しい すてきな演奏になっていましたよ 一番左にいる 大胴(大太鼓のこと)の若い男の人が上手でした。

 後ろに控えている人たちが、提灯を灯して 木遣りを謡いながら客席から入場したのです。男声合唱団、迫力ありました。感動ものでした。

市の民俗芸能大会を観てきました その②

2006年11月27日 22時17分18秒 | 音楽のひろば
 

田浦にある 善隣園保育センター の園児達の和太鼓の演奏。先生の鳴らす 鉦(カネ)のペースに合わせて、ひやひやの頑張りでしたナ 
しかし りっぱなもんです。この世に生まれ出て、まだ5~6年しかたっていないのに、こんなことができるなんて。とても良かったよ。この後、先生方が、『風雷』という、雷が遠くから近づいてくる様子を表現した曲を披露してくれましたが、それはそれは素晴らしかったです 相当 キビシイ稽古あっての出来だと感じましたよ。子供たちの曲が、『ワッショイ』という明るい曲だったので、先生のは対極に 重厚で単調な曲の披露にして正解だったと思いました。← お良しのエラソーな感想

「子供達が叩いている間、舞台袖で、先生方が、うまくできるかなー という表情で、まばたき一つせず、園児達を見守っている真剣な表情が印象的でしたよ。本当に先生方は良い表情をされていました。」と、司会者が特別に会場に談話として紹介していました。わかるわかる 



 下武囃子方保存会 (しもたけ はやしかたほぞんかい)

今回、私が一番聴きたかった団体、ここのを観にいったようなものです。武のお囃子は上手だと、定評があるからです。やっぱり、長老が叩く太鼓は渋みがあり、良かったと思います。誰かが言っていましたが、お年寄りの叩く太鼓って、いい意味での “ 枯れ感 ”があるのですよね。それを言葉や自分が太鼓で表現しろ と言われても出来ないのですが・・・。なんでしょうねぇ?舟を漕ぐような、微妙に波打つ強弱・速遅 と言いますか・・・。ああ!うまく言えない、伝えられない ごめんなさい!





妙伝寺 愛心会

御会式でおこなわれる儀式。纏(まとい)を振っています。あの ウチワみたいなかたちの太鼓はなんというのかな?大人数で、3パートほどの叩き方をしていました。若いご住職が、鉦(カネ)で音頭をとっています。ディスコのようなノリのいい伝統芸能だと感じます。こういう若い人の元気印の太鼓も very good  大好きデス! 気分がスッキリしたよ。

 2~3才の子供たちもステージに上がっていて、歩き回ったり、真似事したり、しまいには つっぷして泣いてしまったり・・・。お母さんたちは叩きながらあやしてタイヘンでしょうが、観ているこちらは、そんな光景もとても楽しかったデス あの子たちも、私みたいな 祭りキチ になってゆく将来を約束されているようなものですネ 

 ★ 記事は 3回目につづく・・・・ ★


市の民俗芸能大会を観てきました その①

2006年11月23日 12時58分27秒 | 音楽のひろば



 そぼ降る雨がつべたーい11月19日(日)の午後、市立文化会館へ、『第27回 民俗芸能大会』を観に行ってきました。もう27回もやっているんだ!とは驚き。私が観に行くのは今回でまだ3回目ぐらいです。市内に伝わる民俗芸能  祭囃子・お神楽・お寺のお会式の踊り念仏・木遣り・踊り など が披露されました 市内から5団体、招待団体としてお隣りの市から有名どころが1団体と、市内の保育園から和太鼓チームが参加してくれました。

 上の写真は、『長井町 飴屋踊り保存会』のみなさんによる演目、「ねんねこ」(子守)です。背中に赤ちゃん人形を背負って、子供達が父母の留守中に幼い兄弟の子守をする義務のあったことと、子守の難しさ、淡い恋心が芽生え始めた思春期の乙女心の心情を、踊りを通して表現したものだそうです。時代背景は、幕末・明治・大正初期における寒村の生活だということです。セリフの一つに、

「この子があんまり泣くので、(好きなあの人と)たくさん話すことができなかった。こんなに泣く子の子守はもういやだ・・・」

というのが出てきて、笑い泣きしました わかるなぁ・・・。

後ろで謡っているのは 年配者。踊っているのは次代を担う 子供たち。




  横須賀中央駅近くが本拠地の、『若松社中』のお神楽。祭り囃子と結びついて、太鼓・笛・鉦(かね)の音に乗って踊ります。 

 この日は、「獅子舞」と、「馬鹿踊り」を披露。おかめ・ひょっとこ踊りなどもレパートリーにあり、数年前に、女形のおかめ を、中学生の男の子が演じたときは、終わって面を取るまで客席のだれもが 男の子 とは気づきませんでした。才能ある のか、イヤイヤしぶしぶ演じていたのか・・・けだるい脱力感が 女っぽさを充分表現していましたよ

  ★ このつづきは また次回に ★