2022年9月10日(土)の、三浦半島南東部 海岸線の様子です
2022年は7月初旬に夫と実父が相次いで入院してしまい、現在も加療中です。
私にとって今年は夏の記憶がまったく無い! いっぺんにいろんなことが押し寄せて、頭の中が忙しすぎて記憶喪失気味な季節を過ごしております。
この2カ月の出来事をあまり詳しく書くと個人が特定されてしまう恐れがありますので、なるべく簡潔に日記として記録しておきたいと思います。
ありがたいブログ友達のみなさまの強力な励ましもあり、同じ状況にある友人、ご近所さま、病院でお世話してくださった方々、ケアマネージャーさんをはじめとした福祉関係のたくさんの方々、、、本当に素早く 様ざまなご対応と手助けをいただいて、われら3人家族は恵まれた、と実感しています。
ご近所の子どもたちまで、私にコーラをプレゼントに持ってきて様子を見に来てくれるという、天使が来たようなありがたさもありました
いちばん情けないのは私本人でございまして、最初に事が起こった7月4日から今日までに 何度 心と体が衰弱したことか。1度はマジでぶっ倒れて動けなくなってしまいました! そんなふうになっても、たくさんのみなさまに厚かましく助けていただきました。
① 夫 緊急入院・手術
② 三日後、実父が緊急入院 ( 私一人しか介助者はいないので、入院先は夫と同じ病院にしてもらうように懇願した )
③ 実父の急病が落ち着いたので救急病院から退院したが、世話しなくてはいけない夫がいるので 実父には療養病院へ転院してもらう
( 実父と私は同居ではありません )
・・・この間、ありがたい目上の知人が金額的にも環境的にも利用しやすい有料老人ホームを紹介してくださる。見学に行ってみたけれど、やっぱり実父の経済的な不安があって 入所を見送る・・・
④ 実父の介護認定申請 → 認定調査 → 「要介護度」が決定して初めてケアマネージャーさんをお願いする。
しかし、コロナ禍でケアマネージャーさんも充分な面会が出来ないので実父の体の状態が正確につかめず、自宅での介護計画は病院からの電話情報を聞いたケアマネージャーさんの長年のご経験をもとに、ほぼ机上で組んで退院の準備を整えた
⑤ 実父が自宅に帰宅。しかし思ったよりも衰えていて、私が不安と介助で疲れてしまってヘロヘロになる。
⑥ 実父の帰宅の2日後、夫の病気が再発!!!!! 緊急入院でその日のうちに手術。
⑦ 実父の元を留守した間、ヘルパーさんにご迷惑をおかけしてしまって、それを知って お良し 精神的にダウン
( はっきり言って、入院になるとは思わずに支度を持っていかなかった夫が、昼ごはんも食べさせてくれずに「身支度品を家に取りに行って持ってきて」なんて要求するからだ。明日じゃダメなの? 病院で買ってよ! いくら病気の不安があるからって、私が忙しいことは知ってるくせに。私は女中じゃないぞ!と思っても、風雨の中を歩きと電車で往復して無理しちゃった私も悪いです )
そして今、熱心に我らを助けつづけてくださっているケアマネさんのおかげで、実父はショートステイに入所しております。長くは居られませんので時々帰宅してきますが、私もなんとか休み休み自分自身をケアしながら この先やっていく予定です。
堪えがきかないのは、私も歳なんですよ、きっと。だって、40代の時は毎日夜遅くまでの仕事をしながら母の看護をすることも平気でやっていたんですから。そういえば、父の分の食事も作って仕事に行って、病院へ通ったりしたこともあったのに、今は到底無理ですね(^o^;)
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病院にいるときから今まで、いろいろなところと折衝するから仕方がないのですが、しょっちゅう「負の内容」の電話がかかってくるので 本当に疲弊しました。私一人で二人分の取り決めなどを同時にしていくんですもの。
もうね、電話が鳴るたびに「今度は何なの
」って、トラウマですよー
これが一番 身に堪えたかなぁ・・・
反対に、最も励まされた言葉は「今は過渡期だからいちばん辛いんですよ」という友人男性の言葉でした。
「そうか、そうかぁ それもそうだなぁ
」と、思い直すのに 私にすごーく効きました!
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詳しくは書けませんが、私と同世代の友人二人が似たような状況になっていまして、とっても心配してくれています。 私は泣き言をいってばかりなのに、友人は私を励ましてくれる。すごい! お良しは人間失格デスわ~
夫は2ヵ月ぐらいしたら、もう1回手術しなくてはならないのです( 体に入れた物を抜くため )。
つまりは今年いっぱいは無理ができません。我が家には自家用車がないので、買い物や実父の家との行き来が不自由です。
愛車 「サンシャイン号」は荷物が積めないマウンテンバイクだし、夫が笑って言うには役立たずの自転車。
( ウルサイ 何言ってんの
サンシャイン号に乗ってるおかげで足腰が丈夫でいられるんだい
今、私がひ弱だったら、あーたどーすんの
)
夫が乗っていた電動アシスト自転車に乗れるように、これから 練習しようと思っています
実父が一時帰宅する数日後まで、ひとまず自宅で夫のおさんどん作りで過ごしています。
( 昨日と今日、久しぶりに仕事に行けました。気分転換になりました ありがたや ありがたや )
( さらに、先輩のお一人はご自身のお父様のことを思い出されているのか、私の話を聞いて泣いてくださっていた。もうお一人からは、ご自身でお昼に召し上がろうと持ってきていたカステラをお見舞いとしていただいてしまった!
皆さん、乗り越えてきているのですね・・・)
このあと、父はどのような状態でショートステイから戻ってくるのかなぁ! 最初の入院前から5キロぐらい体重が減って激やせして、歩けなくなっています。
眠っていることが多く、頭も言葉もボーっとしていましたが、食欲はとても有るので その甲斐あって徐々にしっかりしてきています。
「お良しが大変だと思ってよ・・」と、優しい言葉をくれた父。
「痛い」とか弱音を吐くことが初めてで、でも自分でなんとかやろうという意思があって、応援したいけれど 充分なことができない私です。
お父さん、ごめんね、かわいそうだなぁ、なんで重なっちゃったんだろ そう思ってばかりです。
介護のプロのみなさんに、上手なお食事を食べさせてもらって、上手にお風呂に入れてもらって、私と一緒に家にいるよりも幸せにすごしてもらいたいです。
どうか、よろしくお願いいたします。
父は明日9月13日に96歳の誕生日を迎えます。
1926年、エリザベス女王さまと同い年です( *´艸`)