イスラエル建国が中東問題の元凶である。イスラエルも亡国の民が念願叶って
自分の国が出来た以上は、周辺の異教徒国を相手に戦争をしてでも、自国を
防衛しないと存続が危うくなる。
だからといって、核を用いてイランを攻撃をしたら、国際世論が黙っちゃいない。
イランはイスラム教の原理主義者によって支配されている国だ。イランの高僧
たちは、核を使った大量破壊で多くの死者を出して、平然としている国とは、
思えない。それはイスラムの教えに反する行為と見なされるからだ。
孤立の恐怖感のあまりに、暴発するとしたら、それはイスラエルの方だろう。
アメリカは、とにかくイスラエルの暴発を食い止める責任がある。
今のオバマとイスラエル首脳部との関係は、きわめて悪いそうである。
そこで孤立感から暴発する危険性が高まっているわけだ。
イランには豊富な油田がある。イランがカネを稼ぐ近道は石油を売ることだ。
そこでアメリカが、イラン産石油の購入国に圧力を掛けて来ている。
しかしアメリカの圧力も、中国・インド・トルコなどには通用しない。
EU諸国は、経済が停滞期に入り、イランの石油にさほどの影響を受けない。
だからアメリカの、イラン制裁に協力の姿勢を見せている。
問題は日本だ。イランと仲が悪いわけでもない。
イランが本気で怒って、ホルムズ海峡を閉鎖したら、真っ先に窮地に経つのが
我が国、日本なのである。原子力が使用差し止めが叫ばれる国で、石油が
断たれたら、電力源を何に求める。
世界が見えない。無能者に政権を委ねている間に、日本は生命線を断たれる。
最新の画像[もっと見る]
- 【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
- 【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
- 【 ドイツには百万都市が三つしかない 】 13年前
- 【 小説・第二作「はぐれ狼が奔る」が登場 】 17年前
- 【 絶妙の天麩羅「新太呂」】 18年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます