中内功という男は、価格破壊を己の人生哲学と自称した、
スーパーの主導者であり、多くの小規模商業で成り立つ
駅前商店街をシャッター通りに変貌させ、多量仕入れの
圧力で中小の納入者を泣かせた、天下の悪人であった。
ボクが78年にウイーンから帰国した頃、日本貿易会の中に
「特別問題委員会」という、下部組織があって、ボクはその
委員を勤めたが、ここで言う特別問題とは、具体的には、
三越とダイエーの二社の、専横的な取引姿勢を問題視して
改善を促すのが、委員会設置の目的であった。
中内功は、とっくに死亡し、後継者に人材を得ず、一代で終焉。
こんな会社を、再生させる必要なんか無いのに、今まで生かして
置いたのが不可思議である。
丸紅が筆頭株主でここまで来たが、漸く「負の遺産」に決着を
付ける気になったのは、丸紅に対し慶賀に値いする。
民主党の鉄仮面男、岡田はダイエーを傘下に収めたイオンの
次男坊である。
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