今日はもう書くまいと思ったのに、
小沢と菅の血みどろと言うべきドロ試合を
ギリギリまで見せられては黙って居れぬ。
国政有権者はおよそ9千万人、それを僅かの
34万人が党員・サポーターとして投票権を持つ。
ここで怪しいことをあげつらう。
小沢は強権の持ち主だと。選挙に強い神話の主。
鳩山が普天間移設の問題で、自らの発言の矛盾
に苦しんでいた時、副総理と幹事長は見てみぬフリ。
そんな無責任な二人が、勝手に争うコップの中の嵐。
地方議員と党員・サポーターで400ポイントある。
国会議員にして200名分に相当する。
選挙の地固めに飛び廻っていた小沢が、殆どの
地方のポイントを我が物にしていておかしくはない。
なのに、イザ選挙となると、ここらのポイントで菅が
圧倒的に強いとの報道がなされる。
その通りなら、小沢は何をしに、党幹事長の肩書きで
地方を廻っていたのか。小沢神話の崩壊じゃないのか。
折りしも、尖閣がもめている。丹羽大使は5回も呼び出し
を食った。これは外交上異例のことである。
こんな問題の処理に当たれるのは小沢しかいない、
との世論を起すための、中国政府を巻き込んだ筋書き
と読むのは、読み過ぎだろうか。
代表戦の決着は、今日の午後である。
苦難に当たり得るのは、中国政府にルートを持つ小沢。
この線で幕引きという筋だったら、外交をも利用する
小沢の悪あがきと言うしかない。
国会議員だって、大半がここ三回の国政選挙で議員に
選ばれた連中で、選挙では皆が小沢の世話になった。
それが最終日を迎えて、小沢より菅の方が支持が多いと
報道される。
なに、小沢が死にもの狂いになろうと、それで惨敗しようと、
知ったことじゃない。
だが選挙に強い小沢という作り話は消滅したというべき。
菅直人の無能ぶりはイヤと言うほど見せつけられた。
どうぞ一にも二にも三にも雇用・雇用で日本経済を再生
してくれ。お手並み拝見と行こう。
何かと言えば、まだ三ヶ月だという。
お前は鳩山内閣の副総理で、その政権を引き継いだヤツ。
裕におよそ一年間の政権中枢部にいた事を忘れたとは
言わさない。副総理といえば総理の代わりだ。
よくも、その間は首相の仕事にタッチしていなかったと
ぬけぬけと言えたもんだ。
さて、終末を迎えた。小沢が負けたとき、挙党一致が
どれほど実現するのか。幹事長や官房長官の座は誰に。
閣僚の半分くらいは寄越せと言われ、どう答える。
菅のことだから、自分さえ良ければで、多くのポストを
差し出す可能性がある。
菅を支えた連中が、それで黙っているのか。
前原あたりが、まさか黙っちゃいまい。
どうせ民主党の政権は三月の山場を越せない。
そこで再び小沢と血みどろの仲間割れをやるのか。
そして国政はそっちのけとなるのか。
どうせ割れるべき運命の党なら、綺麗に割れろ!
小沢の党。反小沢だが菅にも飽き足らぬ者の党。
哀れ!無能な菅よ、どこへ行く。
パパゲーノ
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