作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 酵素って化学品? 】

2014-04-08 10:16:38 | 06 身体の科学
無理もありません。栄養素すなわち食品の話の中で、
いきなり「化学品」って言葉が飛び出したんですから。

実は人体はそれ自身が、巨大な化学コンビナートみたいな物で
さまざまな化学反応を起こしながら、体熱を保ちエネルギーを起こして
動いています。

食べる物も全部化学記号で表すことが出来ます。
例として生きる上で不可欠な三つの物を列挙しましょう。
水、塩、酸素です。 それぞれH2O,NaCl,O2 と成ります。
すなわち全部化学品です。

人体は食べ物を消化・吸収・代謝の過程で熱・エネルギーを産出する。
その熱量のはかり方として、カロリーという単位を用いています。

人体は炭水化物、脂肪、タンパク質の三大栄養素を摂り、カロリーを生む。
他の食物繊維やビタミン、ミネラルのカロリーはゼロです。
 

炭水化物(糖質・でんぷん質ともいう)と脂肪は、炭素・水素・酸素の三つの
原子で構成されている。

ところがタンパク質は、上記の三原子に加えて窒素も含んでいるから、その分
複雑な化学構造に成って、分解や組み立てに、より多くの酵素が必要に成る
のです。

今日のところは、ここまでとし、続きは改めて書きましょう。

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