【 尖閣列島問題は国際問題に 】

国内法に基づいて粛々と――――で、本当に良いのだろうか。
中国の漁民たちは、自国の領海と信じてトロール漁をやって
いるわけで、その理由として大陸棚まで持ちだしている中国。

領有権の根拠が日中で異っているのだから、正式に
国際条約に照らして、堂々と外交手腕で明確に
日本領だと相手にも知らしめる必要ありと思うが、
今のように両国で異なる根拠を主張し合って
いるかぎりでは、今後とも似た事件が後を絶たない。

沖縄の付帯地域として、アメリカの統治下に置かれ、沖縄返還
の際に日本に正式に返還されたという、れっきとした事実がある。

中国ならびに台湾が、領有を言い出したのは１９７１年以降の
ことで、現に中国が始めているガス田開発に証明されている
ように、この近海一帯に、有望な石油・天然ガスの埋蔵が
発表されてからの唐突な領有権主張であった。

今までの内閣が放置してきたこととはいえ、菅政権が発足した
以上は、尖閣列島を含む日本の領土に、他人が土足で
踏みこむ事態を、二度と起きないよう外務省は動いて
もらいたい。

　　　　　　　　　　　　　　　パパゲーノ

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